
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の研究開発事業である「AMEDロボット介護機器開発等推進事業」は、ロボット介護機器やIoT機器の開発などを推進する事業や事例、開発や導入補助制度などを数多く紹介している「介護ロボットポータルサイト」を公開している。
介護ロボットポータルサイトのトップページ(2025年3月時点)
また、イベントに関する最新情報なども告知されるので、介護テクノロジーの開発や介護現場でのテクノロジー活用に関する最新動向や、介護の業務DX、介護ロボットやIoT機器のユースケースなどに興味のある人はチェックしておきたい。
なお、「介護ロボットポータルサイト」では昨年末から英語版のページを公開している。
導入事例や導入補助制度、助成制度などのコンテンツを掲載
主なコンテンツとして、これまでに同推進事業が開発補助をしてきた機器やAMEDの取り組み、ロボット介護機器の導入補助制度を紹介する「ロボット介護機器とは」、開発者のための手引きや助成制度を紹介する「開発について」、介護ロボットの導入事例(動画)やケアマネージャーインタビュー「導入について」、海外展開を考える開発事業者に向けた「海外展開について」などがある。
同推進事業が開催するセミナーやイベント予定やアーカイブ動画も観ることができる。
また、介護業務のDXを検討中なら、「これまでに開発補助をした機器」の一覧ページもオススメ。どのような機器が開発され、リリースされているかを一覧で確認することができる。
「これまでに開発補助をした機器」で紹介している主な重点分野
英語版を追加
去年末から英語版のページを公開し、海外の英語圏向けに、AMEDの取り組みや日本の最新の介護技術を紹介している。
この記事を読んだ人におすすめ
-
介護の業務DX・介護ロボット最前線「AMEDロボット介護機器開発等推進事業 報告会」3月11日に開催 11事業者の成果報告や基調講演
-
NTT東日本「触覚と映像を使ったオンライン診療」デモを公開 現場の看護士と遠隔の医師がIOWNでリアル触診 ユカイ工学が協力
-
帝人のリハビリ施設「Selbst-D」で 機能訓練用BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)を用いたサービスを開始
-
脳卒中や脊髄損傷による手指の麻痺を改善するリハビリテーション支援ロボット「Narem」が特許を取得 SACRAと北九州市立大学が共同開発
-
2025年大阪・関西万博で「空飛ぶ手術室」による遠隔治療のコンセプト『オペルミ』を展示 パソナグループ×大林組
-
世界初「遠隔触診システム」を公開デモ 名古屋大学と豊田合成が3/1にシンガポールと結び遠隔触診 オンライン配信も
-
AIロボットが人生を共に楽しむパートナー 認知症の対策、健康寿命の延伸、クウジットが「Active Aging Platform」を開発
-
稼働する手術支援ロボット「ダヴィンチ」も見学できる「子ども病院見学会」を町田市民病院がリアル開催へ 5年ぶり
-
日立港病院がAI搭載自立走行型ロボット「temi」を導入 看護師による特殊診察の説明業務を代替 医療サービスの向上目指す
-
MEMSが自動搬送ロボット「MELDY」で年間1,368時間の削減効果を検証 医療スタッフ負荷軽減の実証実験
PR
このカテゴリの新着記事
注目のロボット
注目のロボット企業
チャンネル登録
Posting....