空港施設初、関西国際空港でアイリスオーヤマのDX清掃ロボット「BROIT」の運用開始

アイリスオーヤマ株式会社は、空港施設として初めてDX清掃ロボット「BROIT(ブロイト)」を関西国際空港に導入したと発表した。



深刻化する清掃業界の人手不足に対応

国内では少子高齢化と生産年齢人口の減少により、多くの産業で人手不足が深刻化している。厚生労働省の調査によると、ビル・建物清掃員の平均年齢は53.2歳と高齢化が顕著で、業務の効率化や従業員の負担軽減対策が急務となっている状況だ。

空港をはじめとする大型公共施設では利用者数も多く、高水準な清掃が必要な一方で、限られた時間で広範囲の清掃が必要なため、関西国際空港では清掃業務の効率化を検討していた。


水拭き清掃の自動化で業務効率向上

今回導入したDX清掃ロボット「BROIT」は水拭き清掃が可能なロボット。モップ清掃や自動床洗浄機での床清掃を省人化することにより、人員を人間にしかできない清掃業務に配置でき、清掃員の負担軽減と業務の効率化を実現する。

同社は今後もサービスロボットの提供を通じて、業務のDX化や環境改善に貢献するソリューションを提供していく方針を示している。

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ロボスタ

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