【NTT R&Dフォーラム2016】「R-env:連舞(れんぶ)」を見てきました。

ロボット その他
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2016年2月18日、19日にNTT武蔵野研究開発センタで開催された「NTT R&Dフォーラム2016」に行ってきました。

 NTT R&Dフォーラム2016
 https://labevent.ecl.ntt.co.jp/forum2016/info/


その中でもサービスロボットに関連しそうな展示を何回かに分けて紹介します。

■R-env:連舞について


R-env:連舞を簡単に説明すると、ブラウザからGUIで複数のロボット・Iotデバイスを制御・連携できる開発環境サービスです。

サービスロボットと様々なデバイスを連携させると、ロボット単体ではできないサービスが実現できます。しかし、ロボットごとに開発環境が異なっていたり、デバイス毎にも異なっていて、連携するサービスの開発は難しいのが現状です。
そこでデバイスを連携するサービスがR-env:連舞です。
ブラウザからGUIで連携アプリを開発することができ、様々なデバイスが連携してサービスを実現することができます。これは便利です。(参考:NTTがロボットやデバイスを連携制御できる技術「R-env:連舞」のオープンな開発を推進
今回、2つのデモ展示がされていました。

■R-env:連舞で健康チェック


まずは、最新のR-env:連舞を利用して、ロボット三体(SotaPALRORoBoHoN)と各種健康測定機器(身長計・体重計、血圧計)を連携させて、人手を介さずに一連の健康測定が行えるというデモ展示です。

ロボット3体がお互いに連携して人間に指示をしながら、人間はロボットの指示に沿って健康診断を受診していきます。これら全てを1つのR-env:連舞で制御しています。

以前の国際ロボット展のデモ展示ではロボットがSota3体でやっていたのが、今回はロボット3体が全て違う機種というチャレンジとなりました。(参考:【2015国際ロボット展】気になるロボットをさらに見てきたよ!【独断と偏見3】
デモは機種の違う3体のロボットの息がピッタリ、健康測定器具との連携もバッチリでした。

■R-env:連舞でお片づけ


次は、子供部屋でおもちゃを片付けたらSotaくんがほめてくれるというデモです。

R-env:連舞で連携させるのは、Raspberry PiSotaお掃除ロボットRULOSpheroIntel Edisonです。
机の上にあるボタンを押すとSotaくんが挨拶して、おもちゃ箱が出てきます。そして、箱から取り出したおもちゃ(Sphero)が転がります。おもちゃを片付けると、おもちゃ箱が元の場所に戻り、お掃除ロボットRULOが掃除をはじめるというものです。

R-env:連舞では、ブラウザ上にボックス形式のGUIを線で繋げて条件分岐をし、制御アプリを作成します。具体的には「~が起きたら、~をする」という形で動作を記述します。

ボックスと線を繋げることで、少し複雑な制御が行えます。

複雑な操作は、スクリプトを分割して制御することも可能です。

R-env:連舞の画面を見てみましょう。スクリプトの一覧画面です。この画面でスクリプトの状態を操作します。

ボックスを使って制御する画面です。このように条件を線で繋ぐだけで制御が可能です。

それぞれのパラメータも制御できます。

状態のアクション編集画面です。

アプリケーションのデバッガもあります。

デモを見てみると、こちらも問題なく連携がされました。これは便利!



会場には「連舞ハッカソン」のチラシもありました。
【日 時】 2016/3/19(土)9:30-20:00(時間延長可) ~ 3/20(日)9:30-20:00(予定)
【会 場】 田町グランパークビル NTTレゾナント内
【参加費】 無料
【参加対象】ロボットを含めたデバイス連携サービスまたは、WEBアプリを作ったことのある人を含む4~6人のチームでご参加ください。
【賞・賞品】最優秀賞チームメンバー全員に5万円を贈呈

連舞を触ってみたい人は、連舞ハッカソンおすすめです!近日中に募集受付HPが公開されるそうなので、続報を待ちましょう。

《北構 武憲》

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北構 武憲

北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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