「Amazon Alexa、個人を識別する音声認識機能を開発中?」でお伝えしていた音声で個人を識別する機能がついに実装された。この機能はGoogle Homeは既に対応できていた機能であったため、Alexaユーザー待望の機能だった。

The Vergeによれば、10月11日よりこの機能のリリースが開始され、今週末までには全ユーザーが利用可能になるという。

まず、ユーザーは10個のフレーズを読み上げることで、音声プロファイルを設定しておく。その後は、発話したユーザーが誰であるかを理解し、パーソナライズされた結果を応答していくようになるというものだ。発話ユーザーが識別できなかった場合は今まで通りのAlexaとしての応答を行う。

パーソナライズされる機能として当初は、通話、メッセージング、フラッシュブリーフィング、ショッピング、Amazon Music Unlimited Family Planで利用可能だ。もちろん今後機能は様々な機能に展開される予定だ。
対応機種はEchoファミリー。ただしAmazon Tap、FireTV Remotoなどタップして音声会話を行うデバイスは、当然のことながら音声プロファイルはサポートされない。
僕はこう思った:
この機能はAI音声アシスタントには必須だと思います。今後Siri、Clova、Cortanaも同じような方向性になるものと予想します。


