2018年2月26日、Amazon voice service (AVS) 開発キットの新ラインナップとして「XMOS VocalFusion Stereo Development Kit for Amazon AVS」が登場した。
そもそもAmazon Alexa voice service Development Kitとは?

既にロボスタではAlexa Voice Service(AVS)およびその開発キットについて紹介してきた。詳しくは上記記事を参照いただきたいが、簡単に言えばAlexa搭載製品の開発者向けに、チップセット、音声処理テクノロジー、AVS APIを活用したクライアントソフトウェアをセットにして、開発コストをかけずに商用レベルの音声デバイスを構築するためのキットだ。
既に8種類のAVS開発キットがラインナップされおり、「Hands Free(近くで声で呼びかけ)」、「Far Field(遠くから声で呼びかけ)」のいずかの音声モデルに対応している。
新登場のXMOS VocalFusion Stereo Development Kit for Amazon AVSとは?

Alexa Blog / New XMOS Development Kit for Integrating Alexa into Slim Profile and Wall-Mounted Devices
Amazon / XMOS VocalFusion Stereo Development Kit for Amazon AVS
スリムな筺体、壁掛けのデバイスの開発を前提としたキットで、スマートテレビ、サウンドバー、セットトップボックス、デジタルメディアアダプタなどを想定しているという。
部屋の中央に置くのではなく、壁側に設置し、片側からの遠方音声に配慮した4マイクロアレイを搭載している。
価格は499ドル、日本円でおよそ53,420円だ。




