ホテル用配送ロボット「BUTLERBOT W3」をシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルが導入

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KEENON Roboticsは、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルが、ホテル用配送ロボット「BUTLERBOT W3」を導入したと発表した。ロビーにおいて利用客に向けて館内案内サービスを提供することにより、ホスピタリティの向上を実現させた。

「BUTLERBOT W3」導入の背景と目的

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルでは、国内旅行者や渡航制限緩和などによる訪日外国人の増加によりホテル需要が回復しつつある中、個々のゲストに対してのホスピタリティをより一層高めているが、その一方でスタッフの業務負荷も高くなってきていた。
そこで、ホスピタリティを維持しながらゲストの様々なニーズに対応できるホテル用配送ロボット「BUTLERBOT W3」を導入。特に、エレベーターやレストランの場所等の問い合わせが以前から多かったことから、こうした問い合わせへの案内をロボットが対応することで、スタッフがより高度なサービス提供に集中することができるようになった。
また、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルでは、「BUTLERBOT W3」にホテルのユニフォームデザインを施すことで、利用客は親しみを持ってロボットに接することができているとしている。

ホテルのユニフォームデザインのシールが貼られている「BUTLERBOT W3」

「BUTLERBOT W3」を導入したシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルのマネージャーKim, Dong Woon氏は

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル マネージャーKim, Dong Woon氏

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルにお越しいただくゲスト一人ひとり、状況や求めることも違うので、それを把握し適切なサービスを提供することが求められています。「BUTLERBOT W3」の活用により、ロビーにいらっしゃるゲストにきめ細かい案内サービスができ、スタッフの負担を軽減しつつ、ホスピタリティが向上したと実感しています。また、ロビーのピーク時間に合わせてBUTLERBOT W3の動作時間を設定できるため、効率よく稼働させることが可能です。今後もスタッフの一員として、サービスのクオリティに寄与していくことを期待しています。

とコメントしている。


安定・正確な配送を実現し、ホテル空間にマッチする「BUTLERBOT W3」


「BUTLERBOT W3」はKEENON Roboticsが自社で開発したSLAM技術による自律走行をはじめ、エンコーダーやIMU、LiDAR、画像モジュールなどのマルチセンサー等によりスマートな自律走行が可能となっている。
機体には11.6インチのHDタッチパネルが搭載。利用者に見やすく、タッチしやすい24度の角度で設計されている。このタッチパネルではビデオや写真の再生も可能で宣伝等にも活用することができる。
また、ボディは親しみやすい丸みのあるデザインになっているとともに、高級感のあるカラーバリエーションでホテルのラグジュアリーな空間にも合うため、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルのみならず世界各国のホテルにも導入されている。

BUTLERBOT W3」概要
製品寸法(WxDxH)450 x 550 x 1080mm
本体重量48kg
収納スペース各上下段 390 x 385 x 300mm(上段下段共に同サイズ)
機能安全センサー(立体視覚、LiDAR、衝突防止ストリップ) / エンコーダー / IMU / LiDAR / マルチセンサー / ドア自動開閉
積載重量20kg(4分割の場合各収納5Kg)
最大走行速度0.8m/s
稼働時間約9-12時間
充電時間約5時間
最小通過幅70cm
容量90L
カラーシャンパンゴールド / プレミアムシルバー



《ロボスタ編集部》

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