NTT東「Digital×北斎」第2弾「真正の画工 創造と革新の道」を開催 絵画の域を超えて時空間演出へ

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NTT東日本は2024年11月9日より2025年3月30日までNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]にて「Digital×北斎」【急章】その2」展「真正の画工 創造と革新の道」を開催する。
NTT ArtTechnologyがアルステクネと連携して高精細デジタル化を行った東町祭屋台・上町祭屋台の4枚の天井絵ならびに飾人形を中心に、「真正の画工」として絵画の域を超えて北斎が生み出そうとした世界を紹介する。

展示概要


NTT東日本、NTT ArtTechnology、アルステクネは、これまで「Digital×北斎【序章】」展、「Digital×北斎【破章】」展、「Digital×北斎」特別展、「Digital×北斎【急章】その1」展を開催し、高精細デジタルデータを活用した新たな芸術鑑賞体験を提供し、それらを通じた地域活性化への貢献を推進してきた。
新たに開催する「Digital×北斎【急章】その2」展では「真正の画工」を目指し、ついには絵画の域を超え、時空間演出にまでいたった北斎の生涯の道のりを紹介する。
「Digital×北斎【急章】その2」展では北斎の生涯を大きく6つの時代に分け、それぞれの時代を代表する作品を紹介するとともに、北斎の創作活動が当時の社会においてどのような意味や影響を持っていたのかを、現代からの視点も交えて考察する。


上町祭屋台飾人形「皇孫勝」「応龍」

中でも最終章となる第6章ではこれまで小布施の北斎館でしか見ることのできなかった東町祭屋台・上町祭屋台(いずれも長野県宝)およびその天井絵を、高精細複製画と新たに開発した3Dデジタルアプリケーションで細部まで鑑賞することができる。特に上町祭屋台については、北斎が第二層部分に設置されている飾人形「皇孫勝」「応龍」の監修を行っており、天井絵の「男浪」「女浪」およびそれぞれの縁絵とあいまって、北斎による時空間演出を体感できる。

主な新作展示

1:「東町祭屋台」(小布施町東町自治体所蔵・北斎館寄託)(長野県宝)「上町祭屋台」(小布施町上町自治体所蔵・北斎館寄託)(長野県宝)


上町祭屋台3Dデジタルデータ
3Dフローティング・ギガ・ビューワー、3Dビューワーで鑑賞できる。

・天井絵高精細複製画(計4作品)
・本体の3Dデータを用いた展示(3Dフローティング・ギガ・ビューワー、3Dビューワー)
3Dデジタルアプリケーションにより、祭屋台本体を様々な角度から細部まで鑑賞できる。
・3Dダイブシアター(新作:12月中旬公開予定)

2:掛軸仕様の肉筆画高精細複製画(北斎館所蔵・似鳥美術館所蔵)

「急章その1」展では額装仕様で展示した肉筆画作品を、新たに開発した掛軸仕様で展示。アクリル板を介することなく直に作品を鑑賞することができる。

3:浮世絵版画高精細複製画

・諸国名橋奇覧」「詩哥冩真鏡」「百人一首うはかゑとき」(似鳥美術館所蔵)「諸国瀧廻り」(個人蔵)

4:「唐土名所之絵」拡大版高精細複製画(似鳥美術館所蔵)

原画は縦40.4cm×横54.9cmの中に中国全土がかなり細かく描かれているが、それを縦133cm×横180cmに拡大することにより(面積比10.8倍)、細部まで鑑賞することができる。

基本情報

タイトル「Digital×北斎【急章】その2」展 「真正の画工 創造と革新の道」
会期2024年11月9日~2025年3月30日
※休館日:月曜日(月曜日が祝日もしくは振替休日の場合翌日)、年末年始(12月28日~1月3日)、ビル保守点検日(2月9日)
時間11:00~18:00(入場は17:30まで)
会場NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーE
〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
京王新線「初台駅」東口から徒歩2分
入場料一般・大学生 1,000円(15名様以上の団体料金は800円)
※障害者手帳をお持ちの方および付添1名、65歳以上の方と高校生以下(当日身分証明書のご提示をお願いいたします)、ICC年間パスポートをお持ちの方は無料
主催東日本電信電話株式会社
企画・運営株式会社NTT ArtTechnology
監修久保田巖(株式会社アルステクネ 代表取締役社長)
企画協力市村次夫(北斎館理事長)
協力株式会社アルステクネ、北斎館、岩松院、山梨県立博物館、公益財団法人似鳥文化財団、株式会社Goolight
問い合わせ[e-mail] bunka-ml@east.ntt.co.jp
[電話] 0120-114-677


今後の展開

2024年12月中旬に3Dダイブシアターの展示替えを行い、東町祭屋台・上町祭屋台をテーマとした新作を展示予定。デジタル技術を用い、北斎が目指した世界観を体感できる没入型の作品だ。これらの取り組みを通して、地域活性化へのさらなる貢献に取り組んでいくとしている。

《ロボスタ編集部》

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