パナソニック・JR東日本 “タッチ不要”の未来型改札機を上越新幹線長岡駅で実証実験へ

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パナソニック コネクト株式会社は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)、JR東日本メカトロニクス株式会社と共同で、上越新幹線の長岡駅において顔認証改札機の実証実験を2025年11月6日(木)から開始すると発表した。

同社が開発した未来型改札機は、通行時に映像と音響による演出を行うのが特長で、利用者にスムーズで快適な通行体験を提供することを目指す。

Suica Renaissanceの一環 ウォークスルー改札の実現目指す

JR東日本では、ICカード「Suica」をより高度なサービスプラットフォームへと進化させる改革「Suica Renaissance」を推進している。その中で「改札はタッチをするという当たり前を超える」ことを目標に掲げ、「ウォークスルー改札」の検討を進めてきた。

今回の実証実験は、その一環として顔認証改札機の実用性を検証するために実施される。

パナソニック コネクトは、米国国立標準技術研究所(NIST)の顔認証ベンチマークテストで世界1位の評価を獲得した顔認証技術を有する。これまでも国内の複数の施設で顔認証改札機の実証実験や導入実績があり、その知見を活かして、厳格な本人確認とストレスフリーな通行、そして旅の体験価値を高める演出を両立した未来型改札機を開発した。

映像と音響で演出する未来型改札機の特長

今回、長岡駅に設置される顔認証改札機には、主に4つの特長がある。

  1. 利用者が立ち止まったり、カメラに顔を向けたりすることなく、自然な歩行のまま認証が可能。これにより、子ども連れや大きな荷物を持つ利用者でもストレスなく通行できる。

  2. 利用者の通過に合わせて筐体内の映像と音響が連動する演出機能。側面のLEDディスプレイには新幹線が走る映像が流れ、利用者の体験価値を高める。

  3. 新幹線を意識した革新的なデザイン。未来への期待感を抱かせる外観となっている。

  4. 画像解析技術を活用したなりすまし対策による厳格な本人確認機能。高いセキュリティを確保する。

通過すると、側面のLEDディスプレイに新幹線が走る
改札機外観

実証実験の概要

実証実験は、2025年11月6日(木)から2026年3月31日(火)まで、上越新幹線の長岡駅で実施される。ただし、2025年12月25日(木)から2026年1月7日(水)の期間は除外される。

《ロボスタ編集部》

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