Legend Robotは、ラスベガスで開催された「CONEXPO-CON/AGG 2026」において、フィジカルAIを活用した自律仕上げロボットを発表した。
深刻な人手不足と建設コストの高騰に直面する北米建設業界に向けて、商業施設の内装工事を最適化するソリューションを提供する。
深刻な人手不足への解決策
北米の建設業界は前例のない熟練労働者不足に直面している。Legend Robotは、商業施設の大量需要に対応する実証済みのソリューションを提供する。
物理環境と直接相互作用し、そこから学習する人工知能であるフィジカルAIを展開することで、労働力への依存を減らしながら、作業空間における安全性を向上させる。
6.2m「移動連続噴霧」技術を搭載した主力モデル
Legend Robotは、北米の商業施設現場向けに最適化された2つの主力モデル、6.2mラテックス塗装ロボットと6.2mパテ噴霧(スキムコート)ロボットを投入する。

従来の静止型ロボットとは異なり、これらのユニットは第3世代の移動連続噴霧技術を搭載している。
独自のフィジカルAIとアダプティブロボティクスを組み合わせ、3Dリアルタイムセンシングと動的経路計画を使用することで、以下の内容を実現する。
移動連続噴霧:高い天井や広大な商業用ファサードをシームレスにカバーするため、動きを止めることなく噴霧を継続
精密仕上げ:複雑な曲面に対して手作業による修正なしで「ワンパス(1回通過)」でカバー
経済性能では、効率が50%向上し、建設コストを60%以上削減
統合型ロボットエコシステムによる新基準
「私たちは、ロボット革新と現場での実行との間のギャップを埋めるソリューションをもたらしている」と、マーケティングディレクターのJason Liang氏はコメント。「Legend Robotはもはや単なる噴霧だけではなく、包括的なスマート建設エコシステムを構築している」と続けて語る。
Legend Robotの2026年に向けて更新された製品ロードマップでは、以下を統合することで業界の新基準を設定する。
商業および住宅プロジェクト向けの多用途噴霧ロボット群:大量商業建設向けの6.2mモデルと、精密な住宅仕上げ用の専用ユニットを含む
高精度タイル敷設ロボット:LiDAR技術を活用して一般建設環境全体で完璧な位置合わせとナビゲーションを実現
重作業用床研削ロボット:最小限の人的監視で一貫した表面処理を提供
同社は、フィジカルAIの精度と多様な建設シナリオに必要な堅牢性を組み合わせることで、プロジェクトのスケジュールの安定と、一貫した品質確保をゼネコンに提供するとしている。

