人型重機「零式人機」などを開発する株式会社人機一体は、2026年4月27日(月)から29日(水・祝)にかけて東京ビッグサイトで開催されるグローバルイノベーションカンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2026」の未来体験パビリオンに初出展する。
同社の展示場所は西展示棟1F アトリウム。2024年から始まり今回で3回目の開催となる同イベントへの出展は、同社にとって初となる。
今回の展示では、西日本旅客鉄道株式会社(JR 西日本)、日本信号株式会社により共同研究開発された汎用人型重機「零式人機 ver.2.0」や、Japan IT Week 2026 春のアドバンテック株式会社ブースで初公開された「人機バイラテラルアーム」の「双腕タイプ」を新たに公開する。


人機バイラテラルアーム(双腕タイプ)を初公開
人機バイラテラルアームの主な特徴は以下の通りだ。
事前のティーチングが不要で、人が直接操作することで複雑・多様な作業環境に柔軟に対応可能
電源に接続するだけで即時起動できる「プラグアンドプレイ」設計
従来の産業用ロボットのような煩雑な事前調整が不要
設置場所やベースを選ばないフレキシブルな設置性
数十分の習熟で、数十キログラムの重量物を軽い力で扱える直感的な操作性
人の動きをそのまま再現するミラーリング方式ではなく、「操作者の力」を「ロボットの力」に変換する独自方式を採用
操作機と作業機の構造を一致させる必要がない
変位や力の倍率を自由に変更可能
入出力倍率や慣性・摩擦などの物理特性を、オンサイトかつリアルタイムで調整可能
展示物の主要諸元は、DOOSAN ROBOT M-SERIES M1509を作業機として2台使用。可搬重量15kg、最大リーチ900mm、自由度6軸、重量33kgで、制御方式には独自のアドミタンス制御(PBAC)に基づく力制御、バイラテラル方式には力順送型バイラテラル制御を採用している。
テストユーザーの募集を開始
同社はSusHi Tech Tokyo 2026での初公開を契機に、苦役に悩む現場への早期社会実装を目指してテストユーザーの募集を開始する。
従来はPoC開発に多大な研究開発費が必要だったが、既製品の協働ロボットを活用することでサービス提供に要する費用のみで実用可能性を試せるようになった。
募集対象となる現場の例としては、狭小スペースで従来の産業用ロボット導入が困難な製造現場、多品種少量生産や頻繁なライン変更が求められる現場、高温環境下でのハンドリング作業工程、入室準備に時間を要するクリーンルーム内での作業工程などが挙げられている。
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