北九州でロボット稲作「WORKROID農業」第2章を始動 テムザック

北九州でロボット稲作「WORKROID農業」第2章を始動 テムザック
  • 北九州でロボット稲作「WORKROID農業」第2章を始動 テムザック
  • WORKROID農業in北九州
  • 北九州でロボット稲作「WORKROID農業」第2章を始動 テムザック
  • 北九州でロボット稲作「WORKROID農業」第2章を始動 テムザック
  • 北九州でロボット稲作「WORKROID農業」第2章を始動 テムザック

株式会社テムザックは、DEN農およびineRoboとともに、2026年5月から福岡県北九州市小倉南区の圃場においてロボット稲作「WORKROID農業」第2章を開始する。

中山間地の稲作維持に向けた新型ロボットの開発・改良、作業受委託サービスの構築、生産物の高付加価値化による出口スキームの整備などを推進し、生産・流通および市民参加・地域連携の実現を目指す。

WORKROID農業in北九州

WORKROID農業第2章の概要と新型ロボット開発

テムザックは2023年より宮崎県延岡市でWORKROID農業第1章として、播種・雑草抑制・害獣追払い・再生二期作対応の収穫など7種類の稲作ロボットを開発・実証してきた。第2章では、これらの成果を踏まえ、中山間地稲作に対応した害獣対策ロボットや収穫ロボットの新規開発、播種ロボットの改良を予定している。

第一弾として投入するのは群れ型の播種ロボットだ。水面を航行しながら条蒔きを行うことで、ドローンのようなばら蒔きではなく、田植えのように一直線に播種できる。特別な資格や安全管理体制も不要とする設計で、現場への導入ハードルを下げる狙いがある。

主食用米の栽培と市民参加モデルの創出

第1章では対倒伏性を持つ米粉用米を栽培していたが、第2章では福岡県で開発された主食用米の品種に挑戦する。ロボット稲作による省力化と、収量・食味のバランスを評価する方針だ。

実践の場となる北九州市小倉南区は、90万人規模の都市と中山間地域が近接しており、市民参加による農地維持の仕組みづくりに適した環境にある。また、理系教育機関が多数立地しており、学生が実フィールドで課題解決に取り組む機会としても活用を検討している。さらに、ロボット産業が根付く地域特性を生かし、革新的な農業プロジェクトを推進する。

ロボット耕作米の新たな流通スキーム

第1章で生産した米粉用米は「雷粉」として販売され、延岡市のふるさと納税返礼品や東京・京都・福岡の飲食店での料理・スイーツに活用されている。第2章で生産する主食用米については、ineRoboが新たな販路構築を担い、東京など都市部生活者への定期便やECを通じた海外販売を検討している。

テムザックは2000年の創業以降、50種類超のロボットを開発してきた。蓄積した技術・ノウハウをもとに、WORKROID農業のさらなる加速と日本の中山間農地の維持に貢献するロボット・サービスの開発を続けていく方針だ。


ロボスタ・オンラインセミナー情報

人とロボットが共生するこれからの住環境 MWが語る 住宅×フィジカルAI×ロボティクス最前線

5月には株式会社MWの成田修造氏を迎え、「人とロボットが共生するこれからの住環境 MWが語る 住宅×フィジカルAI×ロボティクス最前線」を開催します。
フィジカルAIやヒューマノイドが話題になる中、「ロボットやAIが溶け込む住宅とは何か」という、近い未来に起こる住環境の変革について解説していただきます。

【オンラインセミナー】人とロボットが共生するこれからの住環境 MWが語る「住宅×フィジカルAI×ロボティクス」最前線

フィジカルAIやロボットが住宅環境にどのような進化を与えるのか。斬新な発想とデザイン、AIやロボットの活用法やビジネスモデルを紹介します。
セミナーの詳細とお申し込みはこちら

アイリスグループのロボット事業拡大戦略 ~AIロボット市場の勝ち筋を探る

5月26日(火)には「実装」と「販売」の両輪でAIロボット市場を開拓している、アイリスオーヤマを筆頭としたアイリスグループによる「アイリスグループのロボット事業拡大戦略 ~AIロボット市場の勝ち筋を探る」を開催。

【オンラインセミナー】「アイリスグループのロボット事業拡大戦略 ~AIロボット市場の勝ち筋を探る」

同グループの実績は、清掃ロボットを中心に導入企業7,000社以上、累計出荷台数は22,000台以上にのぼり、急成長を遂げています。
セミナーでは、アイリスオーヤマの大山社長が登壇、ロボット事業戦略についてご講演頂きます。続いて、東京大学大学院情報システム工学研究室(JSK)出身で、元Googleのロボットエンジニアであり、同社傘下のシンクロボの小倉社長より製品スペック等の詳細をご説明頂きます。
セミナーの詳細とお申し込みはこちら

《ロボスタ編集部》

関連タグ

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

ニュースレター配信中!無料会員登録をしていただくと、定期的に配信されるニュースレターを受け取ることができます。また会員限定の記事を閲覧することも可能になります。

編集部おすすめの記事

特集