AI・ロボット手術への信頼と不安【NEXERとニューハート・ワタナベ国際病院が実施の調査】

AI手術に67.4%が抵抗感、遠隔手術も61.8%が否定的 医療テクノロジーへの信頼度調査
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株式会社NEXERとニューハート・ワタナベ国際病院は、全国の男女500名を対象に「医療テクノロジーの信頼度に関するアンケート」を実施した。AI手術やロボット縫合、遠隔操作手術など、急速に進化する医療技術に対し、人々がどの程度の信頼を寄せているかを調査したものとなっている。

AI手術への抵抗感は67.4%

将来的に自分の手術を100%AIが行うことへの抵抗感を尋ねたところ、「とても抵抗がある」が34.8%、「やや抵抗がある」が32.6%となり、合計67.4%がAI手術に何らかの抵抗を感じていることが明らかになった。一方、「あまり抵抗はない」は17.8%、「まったく抵抗はない」は14.8%にとどまり、抵抗がない層は全体の約3割にとどまった。

抵抗がある理由としては「AIの誤作動や予期せぬトラブルへの不安」「人の目でしかわからない些細な情報が見落とされそう」といった声が挙がった。一方、抵抗がないと回答した人からは「人間よりも精密にこなしてくれる」「ムラがなさそう」など、技術の安定性への期待が示された。

縫合は66.6%が「医師の手」を選択、遠隔手術には61.8%が否定的

医師の手による縫合とロボット操作による縫合のどちらが安心かを尋ねると、「医師の手による縫合の方が安心」が66.6%、「ロボット操作による縫合の方が安心」が33.4%という結果になった。約3人に2人が人の手を選んだ形だが、ロボット操作を選んだ人が3割を超えており、「ヒューマンエラーが起きにくい」「医療ミスが少なそう」といった評価も一定数存在する。

海外の名医が遠隔操作で手術を行う場合に受けたいかどうかについては、「とても受けたい」が7.6%、「やや受けたい」が30.6%で、受けたい層は合計38.2%にとどまった。一方、「あまり受けたくない」が40.6%、「まったく受けたくない」が21.2%となり、61.8%が否定的な回答を示した。「回線が途切れたらどうするのか」「タイムラグや支障があったときが怖い」といった通信面への懸念が主な理由として挙げられた。

最新設備への信頼は66.0%が肯定的

最新設備を揃えている病院がそれだけで信頼に値するかを尋ねると、「とても思う」が14.6%、「やや思う」が51.4%で、合計66.0%が肯定的な回答を示した。「医療に力を入れている姿勢が伝わる」「最先端医療機器を使いこなせる優秀なドクターが在籍していると感じる」といった意見が見られた。

一方、「あまり思わない」が23.8%、「まったく思わない」が10.2%となり、「設備より医師の腕が重要」「医師の質が低いと意味がない」という冷静な見方も根強かった。

今回の調査結果は、多くの人が医療テクノロジーの利便性を認めつつも、命を預ける場面では人間の判断力や経験を重視していることを示している。テクノロジーと人間の技術を組み合わせた医療体制の構築が、今後の信頼獲得に向けた鍵となりそうだ。

調査概要

項目

内容

調査主体

株式会社NEXERニューハート・ワタナベ国際病院

調査方法

インターネット調査

調査期間

2026年4月3日~2026年4月6日

有効回答数

500サンプル


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