100m予選を完走したGMOのヒューマノイド「ひとみん」74体中13位 北京「第2回世界人型ロボット運動会」

100m予選を完走したGMOのヒューマノイド「ひとみん」74体中13位 北京「第2回世界人型ロボット運動会」

2026年8月22日から26日まで中国・北京で開催された「第2回世界人型ロボット運動会」に、GMO AI&ロボティクス商事株式会社(GMO AIR)が出場。駅伝選手の走りを学習させたヒューマノイドロボットを投入し、100m、400m、1500mの3種目に挑戦した。

ロボスタでは連日、会場入りから各種目の結果を同社のX経由で追っていたが、8月25日に最終種目の100mを終えたので本記事で振り返りを行う。

3日間で3種目に挑戦

2026年8月23日には400m、1500mの2種目が実施された。400m準決勝では「ひとみん(同社の出場ロボットの愛称)」が走行中に転倒し完走には至らず、予選を含めた総合成績は10位で準決勝敗退となった。一方、同日行われた1500m走では直前の調整の効果もあり、約4周のコースを安定した走行で完走。記録は7分43秒89で、出場35体中7位という結果を残した。

最終種目の100mは24.3秒で13位

大会最終日となる8月25日には100mの予選が行われ、「ひとみん」が出走した。結果は24.3秒を記録し、出場74体中13位で完走した。GMO AIRは400mでの転倒を踏まえてロボットのチューニングを進めており、大会を通じて3種目すべてで走行データを積み重ねる形となった。

編集後記

今回の「第2回世界人型ロボット運動会」における「ひとみん」の挑戦は、単なる競技結果以上の意味を持つものである。400mでの転倒は残念だったが、その直後にチューニングを重ね、1500mでは7位という好成績を収めた点は、開発チームの対応力の高さを物語っている。

また、最終日の100mでも完走を果たし、3種目でデータを積み重ねられたことは、今後のロボット開発における大きな財産となるだろう。

次回の大会など今後の取り組みにも注目していきたい。



ロボスタオンラインセミナー情報

「触覚」のAIロボット最新研究と実装の最前線

ロボスタでは、AIロボット実装の鍵を握る最新技術のひとつ「触覚・力覚」をテーマに、オンラインセミナー「ロボットは「触覚」で進化する ヒューマノイド・フィジカルAI時代のハプティクス最前線」を9月17日(木)に開催します。

セミナー「ロボットは「触覚」で進化する ヒューマノイド・フィジカルAI時代のハプティクス最前線」を開催

講演では、「人間の触覚・力覚とは何か」「ロボットに触覚はなぜ必要なのか」といった基礎から、視覚AIとの融合、遠隔操作やテレオペレーションとの関係、医療・介護・製造分野への応用、さらにはヒューマノイドやフィジカルAI時代における触覚技術の役割まで、最新の研究動向を交えながらわかりやすく解説していただきます。
後半は、柔軟ゴムセンサ「e-Rubber」の開発や実証実験、「身体性AI」やロボットへの応用事例等をご紹介。

大学等における最先端研究と、企業による社会実装の両面から、触覚技術の現在地と今後の可能性を深掘りします。ぜひ、ご参加下さい。
詳しくはこちら

急成長する中国ヒューマノイド市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く

ロボスタではオンラインセミナー「日本企業は中国ヒューマノイド産業とどう向き合うべきか 急成長する中国市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く」を開催します。

セミナー「日本企業は中国ヒューマノイド産業とどう向き合うべきか 急成長する中国市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く」

匠新(ジャンシン)は、「日中イノベーションのエコシステム」をつくることを掲げ、日本企業と中国企業、政府機関、大学、投資家、メディアをつなぎ、日中間の事業連携を支援してきた企業。中国ヒューマノイド市場の最新動向とデータ分析、中国イノベーションの現場、日本企業との連携事例、日本企業は中国ヒューマノイド産業とどう向き合うべきか、などについて解説していただきます。

世界をリードする中国ヒューマノイド産業の現在地と、日本企業にとっての連携・参入の可能性を、データと具体的な事例から読み解く貴重な機会です。

先着で無料ご招待します。詳しくはこちら

《杉田 大樹》

関連タグ

杉田 大樹

杉田 大樹

イード運営媒体を複数担当し、記事/4コマ漫画/特集ページなどの制作・編集を行っています。 ロボット・AI用語集のページを制作しましたので、下記のホームボタンからぜひご覧ください。

ニュースレター配信中!無料会員登録をしていただくと、定期的に配信されるニュースレターを受け取ることができます。また会員限定の記事を閲覧することも可能になります。

編集部おすすめの記事

特集