中国のエンボディドAIロボット企業Galileoは、「WRC 2026」において、次世代地上移動プラットフォーム「Galileo X」を発表した。
同社独自の「Embodied Ground Mobility System」を搭載し、次世代地上ロボットの新たなパラダイムを提示する製品として位置づけられている。
車輪・車両・脚部の壁を越える統合アーキテクチャ
Galileo Xは、多様な将来の運用ニーズに対応する汎用地上移動プラットフォームである。
同社が独自開発した統合ハードウェアアーキテクチャと統一制御フレームワークにより、これまで個別に存在していた車輪型、車両型、脚式プラットフォームのハードウェア構造、運動学モデル、制御アルゴリズムを橋渡しする。機構、駆動、知覚、制御にわたるエンドツーエンドの協調を実現し、高度な差別化技術優位性を生み出している。
この中核技術により、「Galileo X」はAGV(無人搬送車)、オフロード車両、四足歩行ロボットという従来の製品区分の境界を打ち破った。車輪型AGVによる高精度な屋内搬送能力、車両級の長距離オフロード走行性能、そして脚式ロボットが持つ複雑地形の踏破能力を、単一プラットフォーム上に高度に統合している点が特徴だ。
多様な現場への展開とエコシステム戦略
Galileo Xは、重荷役オフロード運搬、倉庫物流や方向転換搬送、ヒューマノイドロボット向けの移動シャーシ、点検・知覚業務、モバイル作業プラットフォームなど、高付加価値な多様なシーンで導入優位性を持つとされる。多様な環境にわたる統合的なインテリジェント運用を可能にし、複数機器の協調の複雑さやライフサイクル全体の保守コストを低減しながら、ハードウェア導入の簡素化を図る。
Galileoは、ロボットプラットフォーム、コアコンポーネント、モーション制御、システムエンジニアリングを網羅する包括的な技術体系を構築しており、コア部品と基盤技術のフルスタック内製開発を進めてきた。今回の「Galileo X」発表は、全地形対応移動ロボットの独自技術基盤を確立するものであり、マルチモーダル地上移動ソリューションにおける同社のリーダーシップをさらに強化するものとなる。
今後、Galileoはコアとなるハードウェア・ソフトウェアインターフェースを開放し、アルゴリズム開発者、アプリケーションサービス提供者、業界パートナーと連携することで、「Galileo X」を中心としたオープンエコシステムを構築する方針だ。
ロボスタオンラインセミナー情報
「触覚」のAIロボット最新研究と実装の最前線
ロボスタでは、AIロボット実装の鍵を握る最新技術のひとつ「触覚・力覚」をテーマに、オンラインセミナー「ロボットは「触覚」で進化する ヒューマノイド・フィジカルAI時代のハプティクス最前線」を9月17日(木)に開催します。

講演では、「人間の触覚・力覚とは何か」「ロボットに触覚はなぜ必要なのか」といった基礎から、視覚AIとの融合、遠隔操作やテレオペレーションとの関係、医療・介護・製造分野への応用、さらにはヒューマノイドやフィジカルAI時代における触覚技術の役割まで、最新の研究動向を交えながらわかりやすく解説していただきます。
後半は、柔軟ゴムセンサ「e-Rubber」の開発や実証実験、「身体性AI」やロボットへの応用事例等をご紹介。
大学等における最先端研究と、企業による社会実装の両面から、触覚技術の現在地と今後の可能性を深掘りします。ぜひ、ご参加下さい。
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急成長する中国ヒューマノイド市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く
ロボスタではオンラインセミナー「日本企業は中国ヒューマノイド産業とどう向き合うべきか 急成長する中国市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く」を開催します。

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