AVITA株式会社は、高品質なAIアバターサービスの開発を支援するAPI「AVITA AVATAR API」の提供を2026年8月27日に開始した。
接続用のSDKもあわせて提供することで開発負荷を抑え、企業が自社サービスやプロダクトにAIアバター機能を実装しやすくする。
アバター技術をAPIとして展開
「AVITA AVATAR API」は、AVITAがこれまで培ってきたアバター技術をAPIとして提供するサービスだ。音声認識・音声合成、AI対話、表情・動作制御など、AIアバターの実装に必要な各種機能を個別に用意する。
生成AIの普及に伴い、AI面接やAIロープレ、AI接客、AI面談など対話型サービスの開発は各領域で進んでいるが、アバター表示から音声処理、リアルタイム通信まで複数の技術を組み合わせる必要があり、開発には専門的な知見と体制が求められてきた。
AVITAはアバター接客サービス「AVACOM」やAIロープレ・AI面接サービス「アバトレ」の開発・提供を通じて数千件の導入・活用実績を積み重ねており、そこで培った技術・ノウハウを今回APIとして開放する形になる。
SDKで実装負荷を軽減、用途に応じたアバターも用意
提供するAPIには接続用のSDKが付属しており、API接続や複数機能の連携に必要な実装の負担を軽減できる。音声・テキスト入力によるAIとの双方向対話に加え、外部システムが生成したテキストの読み上げや、既存の音声データと連動したアバターの発話・動作制御にも対応しており、企業のシステム構成や用途に応じて柔軟に利用できる点が特長だ。

用意されるアバターも、親しみやすいアニメ調キャラクターから人間そっくりのデジタルヒューマンまで幅広く、用途やブランドイメージに応じて複数の3Dアバターから選べる。
音声や会話内容に応じて感情を反映した表情や動作を自動生成する機能も備え、オリジナルアバターでの利用も相談を受け付けている。
データ管理ニーズにも対応
サービス利用時に生成される対話内容のテキストログは海外では保存せず、保存場所を国内のデータセンターとする。データの保存場所を国内に限定したいという企業のニーズに応える形だ。
導入対象は人材サービス会社をはじめ、Webサービス事業者やシステム開発会社など幅広い事業者を想定している。
AVITAは、CGアバターからロボットまで、人と関わりながら活動するために必要なAI・制御技術を統合したソフトウェア基盤「AVITA OS」を展開している。今回のAPI提供は、アバター領域で培ってきた対話や表現に関する技術・知見を企業のサービスやプロダクトへ展開する取り組みだ。
同社は今後もヒューマノイドやフィジカルAIの開発を含め、人とAIが自然に関わるための技術開発と社会実装を進める方針を示している。
ロボスタオンラインセミナー情報
「触覚」のAIロボット最新研究と実装の最前線
ロボスタでは、AIロボット実装の鍵を握る最新技術のひとつ「触覚・力覚」をテーマに、オンラインセミナー「ロボットは「触覚」で進化する ヒューマノイド・フィジカルAI時代のハプティクス最前線」を9月17日(木)に開催します。

講演では、「人間の触覚・力覚とは何か」「ロボットに触覚はなぜ必要なのか」といった基礎から、視覚AIとの融合、遠隔操作やテレオペレーションとの関係、医療・介護・製造分野への応用、さらにはヒューマノイドやフィジカルAI時代における触覚技術の役割まで、最新の研究動向を交えながらわかりやすく解説していただきます。
後半は、柔軟ゴムセンサ「e-Rubber」の開発や実証実験、「身体性AI」やロボットへの応用事例等をご紹介。
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急成長する中国ヒューマノイド市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く
ロボスタではオンラインセミナー「日本企業は中国ヒューマノイド産業とどう向き合うべきか 急成長する中国市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く」を開催します。

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