GMOインターネットグループでAIとヒューマノイドの社会実装を推進するGMO AI&ロボティクス商事株式会社(GMO AIR)は、Unitree Roboticsの最新モデルであるヒューマノイド「H2 Plus」、車輪型双腕ロボット「H2-D」、車輪付き四足歩行ロボット「As2-W」の3機種について、2026年8月31日より国内での取り扱いと販売受付を開始した。
GMO AIRは2026年6月19日にUnitree Roboticsと国内正規代理店契約を締結し、ヒューマノイド「G1」「H2」や四足歩行ロボット「Go2」「B2」などの販売と導入支援を進めてきた。
今回はUnitreeが本国で発表した新製品を受けて取り扱い機種を拡充する形となる。機体の販売にとどまらず、導入支援・ソフトウェア開発・保守運用までをワンストップで提供する方針だ。
研究開発から産業実装まで想定した3機種
「H2 Plus」は全高約180cm・31自由度のフルサイズヒューマノイド「H2」をベースにした最新モデルで、NVIDIAが発表したヒューマノイド参照設計「NVIDIA Isaac GR00T Reference Humanoid Robot」の基盤機体としての採用に対応し、AI計算基盤と開発エコシステムを強化した点が特徴だ。

「H2-D」は産業現場でのマニピュレーション(把持・搬送・組立)に特化した車輪型の双腕ロボットで、片腕あたり定格7kgの可搬重量と全身協調制御により、床面から高さ2mまでの作業範囲での精密作業を実現するとしている。固定式の精密ワークステーションとしても、移動式のマニピュレーションプラットフォームとしても構成できる。

「As2-W」は車輪の高速性と脚の踏破性を兼ね備えたコンパクトな車輪付き四足歩行ロボット。最大80cmの障害物や45度の急斜面に対応し、無負荷時30km超の長距離走行が可能とされる。階段や砂利道、急坂などの複雑な地形にも自動で適応するため、産業施設の点検・巡回、構内物流、災害対応など幅広い現場での活用が見込まれている。
オンライン販売サイトも刷新
価格・納期は構成や用途により異なり、個別対応となる。詳細はGMO AIRのウェブサイトの問い合わせ窓口から相談を受け付ける。GMOインターネットグループの金融事業を活用したレンタル・リースでの提供や、導入後の保守運用・活用支援など、導入フェーズに応じたプランも用意する。
今回の3機種は、リニューアルオープンしたばかりの「GMOヒューマノイド.shop」で取り扱われている。GMO AIRはUnitree Roboticsの国内正規代理店として複数のヒューマノイドを掲載しており、オンラインでの比較・検討ができる。

ヒューマノイド市場はAI技術の進化を背景に、研究開発から産業利用まで拡大が続いている分野だ。国内代理店による取り扱い機種の拡充は、研究機関や企業がヒューマノイドを導入するハードルを下げる動きと言えるだろう。
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