【動画】セミヒューマノイドが洗濯乾燥機のタオル投入・回収・折り畳みまで自律遂行「DYNA 2.1 physical agent」

【動画】セミヒューマノイドが洗濯乾燥機のタオル投入・回収・折り畳みまで自律遂行「DYNA 2.1 physical agent」

アメリカを拠点とするDYNA Roboticsは2026年9月29日(現地時間)、同社独自のモデルを搭載したセミヒューマノイドロボット「DYNA 2.1 physical agent」を発表した。公式X(旧Twitter)やYouTubeでデモンストレーション映像も公開している。

洗濯乾燥機を使った動作を人の介入なしに自律的にこなせることで、ホテル、コインランドリー、レストランなどでの導入が想定されている。

上半身と2本のアーム、4輪の移動機構を備えたハードウェア

ハードウェアは、DYNAが独自に開発したセミヒューマノイド型だ。上半身に2本のアームを備え、パラレルジョーグリッパー(平行に開閉する2本爪のグリッパー)または多指のハンドを取り付けて物体に届き、扱うことができる。下半身は脚ではなく、操舵可能な4つの車輪で構成する。転倒のリスクを抑えながら、現場を動き回れるようにした。

長時間のシフトを続けるため、複雑な作業手順を推論する視覚言語オーケストレーターと、走行・リーチ・屈む・持ち上げるといった動作を一つの流れとして協調させる全身コントローラーを搭載する。土台には、独自のワールドアクションモデル「DYNA 2」がある。人とロボットの動作データ100万時間分で学習し、物理的なスキルと指示への追従性(ステアラビリティ)を高めたという。

商業用洗濯の1シフトを自律的にこなす

同ロボットは、食品の調理、データセンターの管理、商業用洗濯など、業務全体を最初から最後まで通して担える。発表では、商業用洗濯の例として次の作業を挙げている。

  • 洗濯機と乾燥機への投入と、機械の電源操作。

  • 乾燥機の奥まで身をかがめて手を伸ばし、大量のタオルをかごに取り出す。

  • タオルを広げて畳み、サイズごとの山に整理する。

  • しゃがんで下段の棚に、あるいは手を伸ばして上段の棚に、畳んだタオルを置く。

  • 落としたタオルを床から拾う、つかみ損ねた対象を諦めてやり直すなど、物理的なミスを人に助けを求めず自分で修正する。

実際の運用では、数千に及ぶ連続したステップが必要になる。単発のタスクではなく、シフト全体を通して動き続けられるかが問われる場面だ。

評価指標は人が介入するまでの平均時間「MTBI」

DYNA 2.1は、人が手助けに入るまでロボットが稼働できる時間を示す「MTBI(Mean Time Between Interventions)」の最適化を重視している。実行時にはデータを収集し、オーケストレーターの判断の履歴からコントローラーの関節にかかる負荷までを、システムにフィードバックする。この循環によって、1回の介入あたりに達成できる作業時間を着実に伸ばす設計だ。

共同創業者のジェイソン・マー氏は、現在広く使われている単一タスクごとのエピソード成功率について、「実際の商用での実用性を反映していない」と指摘。連続した現場のシフトを通して動けることを示すため、MTBIで計測しているという。共同創業者兼CEOのリンドン・ガオ氏は、「顧客が必要としているのは、特定のタスクだけでなく、人が付きっきりで見守らなくても1シフトぶんのワークフローを完遂するロボットだ」と述べている。

DYNA Roboticsについて

DYNA Roboticsは、独自のエンボディドAI基盤モデルを搭載した汎用ロボットを開発している。さまざまな環境に汎化し、自己改善する点を特徴とし、すでに複数の業界の顧客に導入されている。


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Highlandersは、三菱自動車の工場で活用するヒューマノイドロボットの共同開発と、京都製作所京都工場におけるHighlanders製品の量産化について協議を進め、2027年の早い時期の生産開始を検討しています。
また、ロボットを製造、物流、インフラなどの現場で稼働させ、視覚、力覚、触覚、遠隔操作などの実世界データを蓄積。そのデータを独自のフィジカルAI基盤モデルの学習に活用し、進化したAIを再びロボットへ展開する「データフライホイール」の構築を掲げています。

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《ロボスタ編集部》

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