オリィ研究所
OriHimeは「ロボットと人ではなく、人と人をつなぐロボット」をコンセプトに開発された遠隔操作ロボット。手の平に乗せられるサイズで、全長は約20cmほど。インターネットを通じて遠隔からの操作が行え、行きたい場所に置くことでテレワークや遠隔体験が可能。子育てや単身赴任、入院など距離や身体的問題によって行きたいところに行けないときに役立つ。ロボット本体は移動することができないが、内蔵されているカメラやマイク、スピーカーによって周囲の人とのコミュニケーションは可能。OriHimeと別タイプの「OriHime D」は14の関節用モータで、前進後退、旋回の移動能力を持つ。身長は約120cm。視線によるキーボード入力で、難病等によりコミュニケーションが取れない人でも、一般の人と会話することが可能な技術と連携できる。
日本 オリィ研究所 遠隔操作 オフィス 学校 教育機関 病院 個人 法人NTTクラルティでは、障害により通勤が困難な社員の会議参加や、社内メンバーとのコミュニケーション補助にOriHimeを活用している。会議の際にロボットの動きがあることで、その人がその場にいるような存在感があると好評を得ている。また、社内福利厚生施設の受付としてOriHimeで在宅勤務の社員が対応するなどの遠隔受付のトライアル利用や、聴覚障害者の遠隔手話通訳のトライアル利用なども行っている。
日本ALS協会では、全国の患者やその家族が集う総会の際にOriHimeが利用されている。2015年5月の総会では、病状などで実際に総会に参加できない全国各地の患者4名がOriHimeを使用。友人知人と話し、総会で意見を述べていた。
概要 | 遠隔操作ロボット |
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販売開始 | 2015年7月1日 |
価格 | 円 |
価格詳細 | - |
サイズ | H21.5cm×W約15cm×D約23cm(腕をたたんだ状態) |
カラー | 白 |
重量 | 587g |
開発環境 | - |
自由度 | - |
バッテリー | - |
センサー | - |
通信方式 | - |
公式サイト | http://orihime.orylab.com/ |
概要 | コミュニケーションロボット |
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販売開始 | 2015年7月28日 |
価格 | 145,000円(税抜) |
価格詳細 | 個人向けには本体価格145,000円(税抜)で販売されている。法人向けにはプレゼンシステムとのセット販売など複数のプランが用意されている。 |
サイズ | H280mm×W140mm×D160mm |
カラー | 紺/橙/水色 |
重量 | 約800g |
開発環境 | VstoneMagic |
自由度 | 8 |
バッテリー | バッテリーは搭載せずにACアダプターのみ |
センサー | |
通信方式 | WiFi、Bluetooth、USB |
公式サイト | https://www.vstone.co.jp/products/sota/ |
ロボホン弟モデルはロボホンの機能はそのままに甘えん坊でおっとりした性格になった。早口言葉を噛んでしまったり、歌の音程を外してしまったりするなど、あどけない仕草を披露する。また、現行モデルよりも高い声でゆっくり話すうえ、同機のオリジナルセリフで問いかけに答える。本体の耳や足の裏などのカラーはブルーになった。すでにロボホンを持っている場合は「兄弟」設定をすることができ、アプリを起動しなくても自発的に兄弟が会話をはじめ、特別な会話をするほか、一緒に歌やダンスをするなど、兄弟で遊ぶ様子を楽しむことができる。弟モデルは株式会社ベネフィットジャパンのオリジナルモデルとして2021年6月下旬以降に発売。
概要 | コミュニケーションロボット |
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販売開始 | 2016年5月26日 |
価格 | 198,000円(税抜) |
価格詳細 | LTEモデルの本体価格は198,000円(税抜)、Wi-Fiモデルは132,000円(税抜)、着座Wi-Fiモデル「ロボホンライト」は86,900円。それぞれ別途ココロプラン(月額980円・税抜)に加入する必要がある。 |
サイズ | 約19.8cm |
カラー | 白黄/白黒 |
重量 | 約395g |
開発環境 | Android Studio |
自由度 | 13 |
バッテリー | 実使用時間1日以上 |
センサー | 9軸(加速度3軸、地磁気3軸、ジャイロ3軸)、照度センサー |
通信方式 | LTE/3G・Wi-Fi・Bluetooth |
公式サイト | https://robohon.com/ |