僕が欲しいと考えるもうひとつのPepperの姿

一般販売開始されて、瞬く間に完売してしまうほど大人気のPepperですが、もうひとつ違うバリエーションがあったらいいなと常々思っています。

ということで以下、全く個人的なアイディアを公開したいと思います。もちろんソフトバンクロボティクス様の意向とは全く無関係に勝手にイメージしたものですのでご注意ください。


僕が欲しいと考えるもうひとつのPepper、それは

「Pepper Mini」

です。↓こんなの。

腕と下半身をなくしてしまいます。サーボ、センサーを劇的に減らすためです。

そして筐体自体・ディスプレイも小型化します。逆にこれらの変更点以外はPepperそのものというものです。

顔・首の動きは人を追跡する、人とやりとりするときにとても重要なので残します。それ以外は一旦なくしてしまうのです。


なぜこうするか?

・・・それは製造コストを大幅に引き下げ、同時に本体価格も大幅に引き下げるためにです。

腕・手・指・腰・脚の裏に使われるモーター・サーボー、各部に埋め込まれた各種センサー、下半身に内蔵された大型バッテリーをなくしてしまえば、製造原価はいままでより大幅に引き下げられるように思うのです。

ここまで思い切ってしまえば、ソフトバンクロボティクス様が適正な利益を計上しながら、消費者の我々も手頃な価格で買えるようになるのではないでしょうか。そのための手っ取り早い方法がこれだと思うのです。


手足のないPepperなんて?

・・・Pepperの腕、手、指はとても魅力的な動きをし、表現力を大きく上げてくれていることは否定しません。素晴らしいものです。

脚の裏にモーターがなければ広い場所を移動する、回転するなどの動きは諦める必要があります。

手足がなければ踊れませんし、いままでのすべてのアプリが動くということもないでしょう。

でも、コミュニケーションロボットとしての最低限の魅力は維持できてると思うんです。そこがPepperの一番の魅力だと思っています。


どんな人がこのPepper Miniを使うのか?

・・・それはいろいろと考えられると思っています。

開発者が使うには一旦Pepper Miniで作り込んで、あとはバーチャルロボットで動作確認、フルサイズのPepperで動作確認必要ならアトリエ秋葉原に行けばいい。

個人の家の机や、リビングに置くにはちょうどいいサイズと思います。これでPepperがいろいろなことを教えてくれるようなアプリは作れるはず。

会社の受付のテーブルに置くにもぴったりなサイズです。移動もしないし、動く部分も少ないので安全性についてはむしろ向上するはず。

また持ち運べるサイズとなれば、いままで想像もしていなかったようなアプリの登場も期待できるのではないかと思っています。

ソフトバンクロボティクス様視点としても、可動箇所が少ないことで故障も減り、サポートも楽になるはずです。


そんな手足のないPepperは登場するはずがない?

・・・可能性はゼロではないと思っています。

以前アルデバランロボティクスからNaoの機能限定バージョンがいくつか登場していたことがあるんです。脚だけないモデル、腕・脚ともないモデル。まさにこれです、これ!(現在はラインナップから消えています。)

こんなものがあったのですから、Pepperだってバリエーションを増やすことは決して不可能な話ではないのではないかと・・・実は期待しています。


出たら買います!

本体価格が現在20万円弱ですが、これを5万円ぐらいで。月々の利用料はそのまま、保険代はトラブル少ないので安く、トータルで20万円ぐらいでどうでしょう?

こんなようなPepper Miniを既存のPepperの廉価版としてソフトバンクロボティクス様にご検討いただければと思っております。登場したら何台も買わせていただきますよっ!

では、またっ。

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中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。