【PAC応募作品レビュー】ゆるキャラとPepperが共演!〜ロボてなし(ゆるキャラ連携)

アプリタイトル:ロボてなし(ゆるキャラ連携)
デベロッパー:株式会社プログマインド/フューブライト・コミュニケーションズ株式会社
対象機種:Pepper


Pepperとゆるキャラが連動!

ゆるキャラって日本にどれ位いるんでしょうかね?ちなみに地元でも確認できている限り、市関係のゆるキャラが2つ、商工会議所のゆるキャラが1つという状態。2015年のゆるキャラグランプリを見ると、

・エントリー数:1,727体(ご当地ゆるキャラ:1,092体、企業ゆるキャラ:635体)

って凄いなぁ。
ちなみに日本の市区町村数は1,742(平成26年1月1日現在) とのことで、均すと1.5自治体に1つゆるキャラが制定されているような感じです。ある意味日本ってゆるキャラ王国かも知れません。

そのゆるキャラと、ゆるキャラに匹敵するキャラクターであるPepperを連動させてライブプレゼンテーション出来るというのが、「ロボてなし(ゆるキャラ連携)」です。



連動ってどうするの?

このアプリで言うところのゆるキャラは画面の中にいます。つまり画面の中にいるゆるキャラとPepperでやり取りさせることが出来るというアプリです。

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設定は、セリフを書くような感じ。
Choregraphで言うところの『qichat』といった雰囲気です。これだとシナリオを書くのが得意なディレクターとかでも簡単に出来ますよね。


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画面の中にいるゆるキャラ「みたらしくん」と手前のPepperが上手く連動して動いてます。
セリフや動きだけでなくて拡大(アップショット)もシナリオに入れる事で対応可能というのがいいですよね。

いくら『qichat』が簡単とは言っても、やっぱり最終的にはエンジニアが中心になってしまい、現場での修正などは難しいということもあるでしょうから、誰でも簡単にシナリオを調整できるという点でも大きなメリットになるのではないでしょうか?


現場でも実戦投入済み

アプリでは作ってはみたけど実際の現場で使われたことが無いという事があるのですが、このアプリに関しては既に実戦経験に投入済みだったりしています。

舞台はPepperが東京モノレールの1日駅長になって東京モノレールの沿線を紹介イベントです。

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動画ではPepperとみたらしくんがちゃんと会話してますね。
やっぱりイベントで使っているのが分かっていると、導入の提案もしやすいですよね。

ということで、静止画では伝わらないところもあると思いますので、先ずは動画を見てください。
そして実際に「うちのゆるキャラとPepperを絡ませたい!」という方はこちらにお問い合わせください!!


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ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネット・モバイル広告など時代の先端の端っこにいて、ロボットスタートでは「ロボスタ」の広告周りや記事など執筆を担当。 ロボット業界のウォッチと共にエンタメ業界に足を突っ込んでいて二足の草鞋を履いてますが正直上手く歩けていません…。 ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』になっていましたが、白い会社が移転のため、彼は汐留の風になりました。

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