Pepperという山を登れ!〜ぺぱだりんぐJr
アプリタイトル:ぺぱだりんぐJr
デベロッパー:P-CREATORS TEAM02
対象機種:Pepper
最近ボルダリングって流行していますよね。特に都心部では、ボルダリングが出来る場所が増えて来てますよね。
ボルダリング(Bouldering)とは、フリークライミングの一種で最低限の道具(シューズとチョーク)で岩や石を登るスポーツである。(Wikipediaより)
何度か勧められこともあるのですが、このアメリカンスタイルの身体を手と足だけで上に持ち上げるというのは無理(だし、その上腱鞘炎もちで一気に指に力を入れると翌日痛くてたまらない)ということで、個人的にはマラソンと同じ位やりたくないスポーツの筆頭だったりします。
その要素を取り入れたPepperアプリが今回ご紹介する「ぺぱだりんぐJr」になります。
Pepper App Challenge 2015 Winterファイナリストアプリ
元々は「ぺぱだりんぐ」として「Pepper App Challenge 2015 Winter」に応募し、見事決勝進出まで果たしたアプリがベースとなっており、ブラッシュアップして、タイトルも若干変わったものとなっています。
なのでPepperアプリによくある「ひたすら山登りあるあるを言う」といったものではなく、Pepperのセンサー部分をボルダリングで掴む石に見立てて、Pepperが指示した順番にタッチしてくというゲームです。
ゲームモードは「れんしゅう」「かんたん」「ふつう」「おきょう」の4つが用意されています。
最初に「れんしゅう」でセンサー部分を覚えましょう。
手から。
タブレットに実際にセンサーの場所を指定してくれるので分かりやすい!!
続いて脚。
左右だけではなく、後ろのセンサー(踵)部分も使います!
そして、頭。
赤くなっているモヒカンに見えるのはナイショです。
「胸」ということで、タブレットをタッチします
確かに、ここもタッチセンサーなんですね。
そして、赤外線センサーも対象として使います。これって普段気付かないやつです。
この部分を「脛」と「脹脛」として使うってのは、斬新!!
センサーの場所も把握できたら、早速スタートです!
記憶力だけが頼り
前述しましたが、ゲームがスタートするとPepperがタッチする部位を順番に喋ります。その順番通りに場所をタッチするという、まぁ簡単なゲームです。
何問か正解するとグレードアップをしていき、最初は手だけだったのが踵や脹脛を指定したりしてきたり、左手も「レフトハンド」なんて言って引掛けを狙ってきますので気をつけましょう。
今回はレビュー用の動画を撮影しないといけないので座った上に横から遊んでいますが、基本はPepperの正面に立って遊ぶのがオススメです。
Pepper自信も色々なポージングをするので、位置的に違ったりしますし。頭の後に脹脛や足だったりするとしゃがんだりしないといけないので、思ったより「身体動かしてる」と感じました!
ふつうの先にあるおきょう
基本的に、1度でもミスをしてしまうとその時点で終了。
確かに、一つで石を掴み損ねると真っ逆さまに落ちてしまう可能性もありますから…。
「ふつう」の先にある「おきょうもーど」。
通常失敗してしまうと、直ぐに再スタート出来るようにメニュー画面に戻ります。
が、このモードでは
Pepperがどう言ったかと同時に、プレイヤーが何処で間違えたかを指摘してくれるのです。
おまけに成績も教えてくれます。
ランキングも用意されいて、過去どうだったかも簡単に確認できるようになっています。
軽快なリズムで想像以上に身体を動かす
ゲーム中は軽快な曲が流れていてテンションも上がってくる反面、曲に引っ張られて覚えたことを忘れちゃったことも何度かありました…。
Pepperなので左右の動きはあまり大きくないかも知れませんが、上下の動きが大きくて、日頃運動していない人や、あまり体力の無い人でも知らず知らずに身体を動かせるアプリだと思います。
さすがに決勝まで残った作品だけあって、良い仕上がりになっていますので、一度Pepperという山に挑戦してみましょう!!