NTT「R-env(連舞)」を活用したハッカソンが開幕【Sota、PALRO、BB-8等を連携】

3月19日(土)、NTTサービスエボリューション研究所主催の「R-env:連舞™」」ハッカソンが開幕しました。

「R-env:連舞™」」とは、ロボットやセンサー、ガジェット、アプリ等を組み合わせたデバイス連携サービスを、ブラウザ1つで簡単に開発・デバッグ・実行可能なクラウド環境です。ブラウザ上のGUI画面から「R-env:連舞™」に接続された各デバイスのアクションと、次のアクションへ遷移するための条件の組み合わせによる状態遷移図を作成することで、誰でも簡単にデバイス連携サービスを開発することが可能です。

NTTニュースリリースより引用

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今回のハッカソンは19日、20日の二日間を通して行われるもので、チーム制でのハッカソン。2日目の最後にロボットを使った「近未来のおもてなし」のプレゼン審査が行われ、最優秀チームにはチームメンバー全員に5万円、準優秀賞のチームメンバーには1万円が贈呈されます。審査基準は、「発想の新規性/面白さ/実現性/役立ち度」の4つ。審査員は、NTTサービスエボリューション研究所 主席研究員 山田智広氏、ヴイストン株式会社経営企画室チーフ鷹野裕氏、そして当媒体の編集長の望月亮輔の3名。

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用意されたロボットは「Sota」、「PALRO」、「BB-8」、ロボット掃除機の「RULO」。そしてR-envで操作可能な各種センサーやIoTデバイスも用意されています。

はじめにNTTデータ株式会社テレコム・ユーティリティ事業本部 ビジネス企画室部長 鳥海和彦氏から、開会の挨拶。NTTとヴイストンで行っているロボットの実証実験の紹介から、ユーザーインターフェースの歴史、ロボットのインターフェースの利点まで様々な観点からお話頂きました。

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その後は、NTTサービスエボリューション研究所の細淵さんから今回のハッカソンの趣旨説明が、R-envの開発者である松村さんからR-envの使い方の講習が行われました。実際にR-envを使いながらの講習に「使い易い」という声が挙がっていたのが印象的でした。

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その後、お昼前からハッカソンがスタート。ハッカソンのファシリテーターは株式会社プライムスタイル代表の奥田聡氏が務めます。まずは、個人でアイデアを考え、それをチーム内に共有しアイデアを練っていきます。

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初日午前中はここで終了。今後どのようなアイデアが生まれ、どのような未来のおもてなしが生まれるのか注目です。ロボスタでは2日間に渡りレポートをしていきます。お楽しみに。

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ロボスタ編集部

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