【池袋】PARCOで働くPepperを見てきたよ!【P’じゃないよ】
PepperがPARCOをご案内
最近至る所でPepperを見るようになってきましたが、まだまだお客様の呼び込み止まりなどということが多い今日この頃でしたが、そんな中パルコ・シティさんからプレスリリースを頂きました。
ショッピングセンターのインフォメーション業務を多言語でサポートするPepper向けアプリケーション「SCコンシェルジュ(R)ロボ」をインストールしたPepperを、2016年4月28日(木)から5月23日(月)の期間限定で、東京都豊島区の「池袋PARCO」に設置します。
このアプリは「ロボットやろうぜ」でも登壇されたイサナドットネットさんと共同で企画・開発されたとのこと。
具体的にどんなことが出来るのでしょうか?
1. お客様が話かけると、池袋PARCO館内のショップや設備、周辺の情報を、日本
語、英語、中国語の3カ国語で教えてくれます。
2. お客様は、探しているショップの名称、「パンプス」「デニム」「Sushi」な
どのアイテム名、「トイレ」「ATM」などの設備、「池袋駅」「サンシャイン60
」など周辺施設の名称を伝えることで、該当するショップの場所や、設備・施設
の候補の一覧を表示してくれます。
3.ご案内をしていない時は、耳より情報を教えてくれたり、今日の天気、ロボ
が認識したお客様の性別・年代や感情、お召しの服の色などをネタに雑談をしま
す。
Pepper for Bizを使うことで中国語も対応できる様になったともありました。
早速見てきた!
本格的にゴールデンウィークが始まる前日の夕方ということで、池袋は雨模様とはいえ、多くの人が出ていました。
Pepperが置いていあるのは池袋PARCO本館1階にあるインフォメーションカウンター横。イケフクロウ像の前にある階段を登って、左にある入口が一番の最寄口となっています。(ニコニコ本社がある「P’PARCO」ではないので注意してくださいね!」
いました!
お仕事をしているようです。
Pepperの横には説明のポップが立ててありました。
どのタイミングで話すとPepperが反応をしてくれるか分かりやすく表示されています。大勢の人が利用する場所だとこういう心配りって大切ですよね。
この画面は「呼び込みモード」。通常はこのモードになっています。言語に関してはタブレットで選ぶ様になっていました。
英語モードでPepperに調べたい事を話します。タイミングを測ってタブレットも青くなるので話しかけるタイミングは掴みやすくなっています。
この検索モードは、言葉でほぼコントロール出来る様になっているとのこと。もちろんタブレットで検索することも出来ます。
「Restroom」と話しかけると各フロアのお手洗いの情報が出てきます。
ショップだけではなく、このような店内設備なども案内してくれます。
そして近隣の施設や名所なども案内してくれます。
ちなみにこれはサンシャイン劇場の地図を表示しています。
中国語ですと、タブレットにはこのように表示されます。
問題点を洗い出して随時ブラッシュアップ
Pepper自信お客様のデータ(「年齢」「性別」「感情」「会話の内容」)を取得していて、ブラウザ上の管理画面から登録されていない言葉や周辺施設の追加/入替えも出来るとのこと。また設置した際に出てくる問題点も洗い出して修正も行ってより良いアプリにしていくということでした。
ちなみにインフォメーションで聞かれることが多い質問に「P’PARCOは何処ですか?」ということがありますが、それもこんな感じに案内してくれます。
インフォメーションの人が少ない施設や、外国人対応が難しい場合はこのアプリで少しでも負担が軽減されて楽しくお買い物が出来るようになればいいですね!!
お買い物のついでに、Pepperの働きぶりも是非見てみてください。