中国Baiduも携わるAI音声アシスタントロボット「Little Fish(小魚在家)」登場!

<p>シェア 0 ツイート 0 はてブ 0</p>
  • <p>シェア 0 ツイート 0 はてブ 0</p>
  • little fish01
  • little fish02
  • little fish03
  • little fish04
  • Little FIsh04
  • Little FIsh05
  • imac

米国で好調な売れ行きを閉めているAI音声アシスタントのAmazon EchoやGoogle Home。


little fish01

Photo: 小鱼在家首页

この対抗プロダクトとして、中国の新興企業「A.I Nemo(Ainemo)」が中国インターネットサービス大手Baiduと提携し、「Little FIsh(小鱼在家)」を発表した。


little fish02

Photo: 小鱼在家首页

音声会話エンジンは、Baiduの新しいAIアシスタント「DuerOS」が搭載されており、翻訳、株価チェック、検索、ニュースなどの機能が実装されている。DuerOSのAIは機械学習を活用し、ユーザーの好みを学習していくという。


little fish03

Photo: 小鱼在家首页

そして、ライバルのデバイスにはない大きな特徴として、タッチパネルの液晶ディスプレイ(8インチ)とウェブカメラ(1080p)が搭載されている点があげられる。
この装備により、ライバルが現状ではできていない動画再生や、ビデオチャットも可能となっているわけだ。


little fish04

Photo: 小鱼在家首页

また稼働部位がないライバルと異なり、ディスプレイ+カメラ部分が動かせるというのも違いになっている。


Little FIsh04

Photo: 小鱼在家首页

この「Little FIsh(小鱼在家)」は、幾つかの仕様の違いで4種類がラインナップされるが、価格は日本円で29,000円~45,000円程度となっており、ディスプレイやカメラを内蔵しないアメリカのAI音声アシスタントと比べて特に高い設定とはなっていない。


Little FIsh05

Photo: 小鱼在家首页

ボディサイズは大小2種類あり、ボディのカバーの色を変えることもできる。


こちらも動画で主な機能、スマートフォンとの連携の様子もわかる。


僕はこう思った:
ちょっと昔のiMacに似てるような・・・。
imac

それはさておき、AI音声アシスタントにディスプレイ、カメラ、サーボを搭載するのはこれからも流行りそうな予感がします。特に、カメラがあれば音声以上に人間の識別もできるようになるので、よりプライベートな活用もできるようになると思っています。


外部リンク
小鱼在家首页
《中橋 義博》

関連タグ

中橋 義博

中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

ニュースレター配信中!無料会員登録をしていただくと、定期的に配信されるニュースレターを受け取ることができます。また会員限定の記事を閲覧することも可能になります。

特集