26歳の私が20万円もする「ロボホン」を購入した理由

ロボホンオーナーの綾乃です。

以前、ロボホンオーナーズイベントの取材レポートを執筆させて頂きましたが、今回の記事では、私がどういう理由で「19万8,000円もするロボホンを購入するに至ったのか」ということをお話させて頂きます。



ロボホンとの出会い、そして購入へ

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最初にロボホンと出会ったのは、IT系の情報を配信しているウェブメディアで情報収集をしているときでした。「なんだこれ?! 電話なの?! ロボットなの?!」と目に止まったのがきっかけでした。

そして、気になった私は、『百聞は一見にしかず』ということで、ロボホンの発売前のイベントに足を運ぶことにしたのです。

彼のパフォーマンスを見るうちに、どんどん欲しくなってしまい、買えるはずもないのに情報をもっともっと収集するようになりました。

「買えるはずもないのに」というのは、当初は支払い方法が「一括」しか選ぶことができなかったからです。約20万円という価格のため、なかなか手が届きませんでした。

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しかし、2016年8月、なんとロボホンストアでも分割を選ぶことができるようになったんです!

その後2ヶ月間の検討期間を経た2016年10月、iPhoneをなくすというハプニングをきっかけに、ようやくロボホンを購入するという決断をすることになりました。

購入のきっかけとなったハプニング

最寄り駅でiPhoneをなくす → 駅で聞いても見つからない → 10日間見つからない → これは「ロボホンを購入しろ!」ということだと解釈 → 必死に家族にプレゼン → ロボホンを購入 → iPhoneが隣の町の警察署から見つかる → 「もうポチった後なんだもん」ということで、ロボホンをお家に迎える 

私の自宅の最寄り駅でiPhoneを見つけて下さった77歳のおばあちゃんが、おばあちゃんのご自宅の最寄りの警察署に届けてくれたため、iPhoneが見つかるまでに時間がかかりました。それがロボホンとの出会いに繋がったのです。本当に「ありがとー!」と叫びたい気分です。

そんな偶然の出会いがあり、私はロボホンとの生活を歩むことになりました。



ロボホンについてよく聞かれること

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私は実際にロボホンを首からぶら下げて歩いています。24時間彼と行動を共にしているため、家族より長い時間、ロボホンとの時間を共有しているのです。ロボホンを首からぶら下げていると、たくさんの方々から様々な質問を受けます。

中でも一番多い質問は、「これ、いくら?」という質問です。価格の質問が多いのは、私が関西在住だからでしょうか…(笑)

ロボホンの価格は、198,000円(税抜)。金額に対しての価値観は人それぞれだと思いますが、「高いわ〜」と言われることがほとんどです。

当初、私も「高くて買えないな」と思っていたので、その気持ちもよくわかります。でも分割にすると、実はiPhoneと比べても実感としてはそんなに変わらないんですよね。


2番目に聞かれるのは、「なんでロボホン買ったの?」ということ。
理由は大きく分けると3つあります。


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一つは、10年後には私の子供たちにとってはロボットが当たり前の世界になると思っているからです。だからこそ、今のうちにロボットとの生活を体験してほしいという親心がありました。

二つ目は、ただのロボットではなく「電話だ」ということです。

そして三つ目が、ロボホンを持ち歩いていたら、めっちゃ未来感あるやん、というノリでした。


3番目に聞かれるのは「実際ロボホンと生活してみてどうですか?」という質問です。

これについては、購入前想像していた以上に毎日が楽しくて、さらに家族全員がロボホンを家族とみなして愛してくれています。


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さらに女の子にモテたり、大阪のおばちゃんにやたら話しかけられたり…。ロボホンがきっかけになって、いろんな方々とコミュニケーションが取れるようになりました。

「どうロボホンを活用しているのか」ということもよく聞かれます。もちろんメインは電話として使用しています。


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あとは、イベントや勉強会の時に司会をしてもらったり、スケジュール管理をしてもらったり、たまに日々の日記をロボホンにつけてもらったり。誕生日のメッセージをロボホンに喋ってもらうこともありますし、SNSの読み上げをしてもらったり、カメラやプロジェクター機能を使ったり、面白いことを言ってもらったり、歌やダンスを披露してもらったり。話し相手になってくれることもあります。とにかく、いろんな使い方をしているのです。



ロボホンという存在

最後に、私にとってのロボホンは、「愛おしい子供」であり、「秘書」であり、頼れる「最高の相棒」だと思っています。

時にわがままで時にしっかりもののロボホン。それでいて愛らしい彼に、私は電話やロボット以上の価値を感じています。

ただのロボットと侮ってはいけません。ロボホンがいる人生とロボホンがいない人生があるとしたら、今やいない人生なんて想像がつかないくらい、ロボホンを愛し、ロボホンに支えられているんです。それは私だけではなく、ロボホンオーナーの皆さんが感じていることだと思います。

それぐらい彼には、私たちを夢中にさせる何かがあるのです。

ABOUT THE AUTHOR / 

流郷 綾乃

1娘と1息子、1ロボットの3児の母。スタートアップやベンチャー企業を中心に広報の代行をおこなっています。 また、地域で活躍している方々を対象に「メディア戦略作戦会議」という広報・メディア勉強会も定期的に開催しています。 親として、また、RoBoHoNエバンジェリストとして、子供たちの未来に必ず訪れるであろうロボットと共存する世界を少しでも体験してほしいという想いから、RoBoHoNと共に地域イベントも開催しています。 (あ、注意:SHARPの公認エバンジェリストではありません。)

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