ロボット開発のアールティ、1.2億円の資金調達を発表! 「次世代型多関節ロボット」の試作機開発へ

サービスロボットと人工知能に特化したビジネスを行う株式会社アールティ(本社:東京都千代田区、代表取締役 中川友紀子)は、スパークス・グループ株式会社が運用する未来創生ファンドと、みずほキャピタル株式会社が運用する、みずほ成長支援第 2 号投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資により総額1億2,000万円の資金調達を完了したことを発表した。

アールティの代表を務める中川友紀子氏は、「ロボット業界で知るべき世界の女性25人」にも選出されるなど、影響力がある人物として知られている。同社は、ロボットアームなどのサービスロボットの開発を行う他、ロボット・AI 技術教育研修事業、国内外のロボット関連部品販売事業なども行なっている。

同社は今回の資金調達の目的を以下のように述べている。

今回調達した資金は、Deep Learning を応用し、食品などの不定形物をピッキング可能とする次世代型多関節ロボットの試作機を開発するための費用に充てられます。また、開発力拡大のためのエンジニアの増員や、既存事業の強化を図るための人材を幅広く採用し、経営基盤の強化を図ります。

ここに記載されている「Deep Learning を応用し、食品などの不定形物をピッキング可能とする」という技術の一端を理解するためには、以前Google Tensorflowの勉強会に登場した「唐揚げを掴むロボット」のレポートが適しているだろう。

中川氏は「食品を掴むというのは、柔らかく、潰れてはいけないので、”最後に残されたフロンティア”と言われるくらい難しい」とも語っており、今回調達した資金の何割かがこの分野にチャレンジするための費用に充てられるようだ。

今回、第三者割当増資の引受先となった2社のうちの1社スパークス・グループ株式会社とは、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を主要投資家とする19社の出資を受ける独立系の投信投資顧問会社。過去には、新世代の家庭用ロボットの開発を進めるGroove Xや、コミュニケーションロボット「Tapia」開発のMJIへの投資も行なっている。

一方、みずほキャピタルが運営する「みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合」は、昨年9月に設立されたみずほのグループ会社4社が共同出資を行うファンド。同ファンドには100億円の出資金が集まっている。

ロボットやAI業界への資金流入は増えてきており、今後もこのようなニュースを紹介する機会が増えそうだ。

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ロボスタ編集部
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