人工知能が個人の嗜好や生活習慣をふまえて食事・運動アドバイス!慶應大発AIベンチャーがヘルスケア分野にも進出

「SENSY」や「AIソムリエ」等で知られる、慶應大学発のAIベンチャーであるカラフル・ボード株式会社は、健康アドバイスアプリを提供する株式会社リンクアンドコミュニケーションと業務提携し、個人の嗜好に合った食事・運動アドバイスを提供する「パーソナル・アドバイスエンジン」を共同開発すると発表した。

「SENSY」ではファッション・食・コスメなどのライフスタイル分野にサービスを提供していた同社は、ヘルスケア分野にサービスを拡大することになる。




一方の株式会社リンクアンドコミュニケーションは、全国で約8,000人以上の管理養士・栄養士のネットワークをもとに、食と健康に関する情報サービスを提供している。具体的には、科学的根拠に基づいた200万通り以上の食生活へのアドバイスを、個人にあわせて提供できるようにしたプログラム「健康 アルゴリズム」の開発や、健康アドバイスアプリ「カロリーママ」「カラダかわる Navi」がある。

今回の業務提携では、個人個人に合わせた食事・ 運動アドバイスを提供する「パーソナル・アドバイスエンジン」を共同開発し、まずは今年の10月頃に「カロリーママ」へ、10月以降には「カラダかわるNavi」などへ実装予定だ。

これにより、個人が好む料理の傾向や味付け、よく食べる野菜・魚・肉などの食材、日頃の運動習慣 の傾向など、個人の嗜好・生活習慣の傾向を学習した健康アドバイスを提供することが可能になる。


「パーソナル・アドバイスエンジン」とは

「パーソナル・アドバイスエンジン」とは、カラフルボードの感性を学習する人工知能「SENSY」をリンクアンドコミュニケーションの開発する「健康アルゴリズム」に連携させたエンジンプログラム。個人に合わせた健康アドバイス「健康アルゴリズム」に、個人の嗜好や生活習慣の傾向など、個人の感性を学習した「SENSY」が加わることで、よりパーソナルな健康アドバイスの提供を可能にした。

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感性を学習する人工知能「SENSY」が、ユーザーの嗜好性・傾向などの感性を学習することで、食事アドバイスでは、好みのメニューや食材、手作りするかどうかなど、食生活習慣を考慮したメニューの提案が行われる。また、個人の栄養バランスと好みをふまえた1週間の献立や買い物リストなどの提案も可能になる。

たとえば、濃い味付けものを日常的に食べている人には塩分を減らしつつも満足度も落とさない献立メニューの提案、昼食に麺類が多い人には麺類の中でも栄養バランスの良いメニュー提案、激しい運動を普段あまりしない人には隙間時間にできる軽めのエクササイズの提案などが自動的に行われる。


「カロリーママ」「カラダかわるNavi」とは

「カロリーママ」「カラダかわるNavi」は、入力された食事・運動・身体データに基づき、管理栄養士などの専門家による食事・運動アドバイスがリアルタイムで提供される対話型の健康アドバイスアプリ。スマートフォン対応の「カロリーママ」は一般生活者向け、「カラダかわるNavi」は健康経営を支援するアプリとして、従業員向けに企業健保対象に提供されている。

健康コミュニケーションアプリ「カロリーママ」



両社は今回の取り組みを第一弾として、今後も食と健康分野におけるAIを活用したコラボレーションの可能性を広げていくためのサービス開発を進める予定とのことだ。

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ロボスタ編集部
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