「もし○○にロボットがいたら?」デジハリ ロボティクスアカデミー サービスデザインプログラム3回目の授業が行われました

デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー サービスロボティクス専攻 サービスデザインプログラムの3回目となる授業が、8月2日に開催されました。

今回の講師も前回に続き、吉橋昭夫先生です。


多摩美術大学 情報デザイン学科 情報デザインコース 吉橋昭夫先生

授業前に吉橋先生からサービスデザインの本を何冊かお持ちいただき、詳しい説明もしていただきました。実物を手にとり、自分にマッチした本を選ぶ参考になりました。


吉橋先生がお持ちいただいた本の一部です

吉橋先生からアドバイスを頂きながら中身を確認できて、色々と捗ります

前回の復習です。

顧客(お客様)の「経験」を重視するということで、経験価値が重要であり、顧客は「経験」にお金を払うというお話しからスタートしました。



サービスデザインとは、顧客に豊かな経験を提供することを目指して、人々の活動やプロダクト、情報、空間、プロセスなどを総合的に扱うデザイン分野です。



今回の前半は以下についての講義を受けました。

 ・国内外の代表的なデザイン会社
 ・サービスとは何か?
 ・サービス概念のいろいろ
 ・サービスの4つの特徴
 ・デザイン対象とのしての「サービス」
 ・領域横断的アプローチによるビジネスモデルの設計
 ・サービスデザイン思考の5原則
 ・サービスデザインの6つのプロセス
 ・サービスデザインの手法と実践
 ・顧客の経験価値を描く


後半はワークショップです。

受講生それぞれが自身が受けたサービスの経験をポストイットに書いていきます。この際、受けたサービスとそれに対してどう感じたかも記述していきます。



書き終えたらグループに分かれ、自分のサービス経験を他のメンバーに説明していきます。



説明の後、サービス経験をチームで共有・議論します。その際には以下の項目を意識して考えてみました。

 ・自分が経験したサービスの概要
 ・そのサービスにとって重要だと思われる「経験」はなにか?
 ・なぜその経験が重要なのか?
 ・顧客にとって、そのサービスの「経験価値」は何か?
 ・何にお金を払っていると言えるだろうか?


続いて、アイデア出しのための練習問題です。吉橋先生から出された以下の問いについてみんなで考えていきます。

 ・もし、   にロボットがいたら?
 ・もし、   にロボットが2体いたら?
 ・もし、   にロボットがたくさんいたら?

今日の授業はこれで終了です。皆様お疲れ様でした!





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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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