ロシア検索大手「Yandex」、AI音声アシスタント「Alice」搭載のスマートスピーカーを開発中?

今回は、ロシアでのAI音声アシスタント搭載スマートスピーカーの話題。



Yandexとは

ロシアYandexがスマートスピーカーを準備中だという。

Yandexはロシアの大手検索サービス・ポータルサービスの会社で、このポジションの会社が音声アシスタントやスマートスピーカーに進出するのは珍しことではない。
検索大手Gooogleや、中国検索大手Biaduの取り組みと同じであり、今後音声が検索の入り口に一部なっていくことを裏付けるかのような動きだ。



Aliceとは

Yandexが開発したAI音声アシスタントは「Alice」と呼ばれている。ロシア語の情報を多く持つYandexが作ったことが最大の特徴であり、既に、Google PlayからAndroidアプリ(ベータ版)としてダウンロードすることができる。



ロシア語で音声を使ったネット検索、ルート案内、天気予報などの質問に対して、Yandexの保有する40以上のサービスを統合して回答を行うという。

面白いのは、そのやり取りが良かったかどうかをユーザーが評価できるところだ。各サービスとの連携や、ユーザーのフィードバックを踏まえた改修を2017年秋まで続けていくとのこと。



Yandex Alice搭載スマートスピーカーは?

まだ、スマートスピーカーの名称や詳細は明らかにされていないが、一部報道によれば、ロシア、トルコ、旧ソ連諸国でも入手できる予定だという。

なお、Amazon Echo、Google Home、Apple HomePodなど海外ライバル企業もグローバル展開を進めているが、ロシア語への対応は現時点ではいずれも未定だ。

僕はこう思った:

海外勢のロシア語対応までにYandexがロシア語の音声領域サービスを手中に収めることができるか、引き続き注目していきます。



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中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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