サイバーダインの医療用ロボットスーツ「HAL」による治療を保障。大同生命の「HALプラス特約」とは?

昨年9月、大同生命はサイバーダイン株式会社と業務提携を発表した。「重介護ゼロ社会」を目指すサイバーダイン社と「健康経営の普及」に取り組む大同生命は、幅広い分野での事業シナジーを目指している。

そんな大同生命が現在力を入れているのが、医療用HALを活用した「HALプラス特約」だ。

女優の「波留」が「HAL」の紹介をしているCMが10月より放映され、話題となっている。

HALプラス特約とは、最先端の医療技術(医療用HAL)による治療を保障するもので、所定の8つの難病に罹患し、「医療用HAL®(下肢タイプ)」による治療を受けた場合に、被保険者にHALプラス給付金(一時金で100万円)を支払うというものだ。

所定の8つの難病として、以下の8つが提示されている。

① 脊髄性筋萎縮症
② 球脊髄性筋萎縮症
③ 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
④ シャルコー・マリー・トゥース病
⑤ 遠位型ミオパチー
⑥ 封入体筋炎
⑦ 先天性ミオパチー
⑧ 筋ジストロフィー

HALは身体機能を改善・補助・拡張・再生できるロボットスーツ。有効な治療法がなかった神経や筋肉の難病治療に対しての効果が期待されており、平成28年より公的保険が適用されている。

特約ができたことにより、最先端のロボットスーツを活用した治療がより身近になることだろう。

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ロボスタ編集部

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