LGスマートスピーカー「ThinQ Hub」にNAVER「Clova」を搭載へ

2018年11月19日、LGエレクトロニクスが自社スマートスピーカーThinQ Hubに韓国NAVER社の音声アシスタント「Clova」を搭載すると発表した。


LG電子とNAVERは今年AI分野で協力することを合意していた。

もともとThinQ Hubは発表されていたデバイスであり、LG独自のパーソナルアシスタントシステム「Deep ThinQ」を搭載していたが、よりオープンにするために今回Clovaを採用したと考えられる。

LGは韓国ではSamsungに次ぐ大手電機メーカー。ライバルのSamsung Bixbyを採用せずに韓国大手ネット企業のNAVERを採用したのは興味深い展開だ。


なお、ThinQ Hubの上部には小型ディスプレイも搭載されており、なかなか興味深いデザインとなっている。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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