2017年12月14日、米CNETが、Amazon.comのApple TV・Google Chromecast販売再開を報じた。
GoogleがAmazonと再び対決、Amazon Echo ShowとAmazon Fire TVへYouTube配信をブロックへでもお伝えしたとおり、Amazonは競合製品の販売を停止する姿勢を見せていたのだが、方針が変わったのだろうか。

2年前にAmazonが、Amazon Prime Videoが見られないデバイスであり混乱を招くとして、Amazon Fire TV製品と競合するApple TVとGoogle Chromecastの販売を停止していた。その2つの競合製品が再びAmazonで販売されることになった。
以下実際Amazonのストアの状況を見てみる。
米国 Amazon.com
Apple製品

Apple TVはAmazon Prime Videoが閲覧できるようになったため、Amazonで販売されても不思議はない状態であった。
Google製品

Google ChromecastはApple TVと異なり、現状Amazon Prime Videoは閲覧できない。それでも販売再開となったのはEcho Show、Fire TVへのYouTube配信停止を回避するための妥協なのだろうか。
日本 Amazon.co.jp
Google製品

現在5,980円で購入可能となっている。なお、日本のAmazonではApple TVは見つからなかった。
Googleの広報担当者は、「お互いの顧客の利益になる合意に達するべく、Amazonとの建設的な議論を進めています。すぐにこれらの問題を解決する合意に達することができればと考えています。」と語っているという。ユーザーの不利益にならないように早めの決着を願うばかりだ。
スマートスピーカーはどうなる?
なお、現時点でAmazonはAmazon Echoの競合となるGoogle Home、Google Home Miniの販売をしていない。今後Amazonで他社スマートスピーカー(AIスピーカー)が購入できるようになるのか、ならないのか、引き続き注目していきたい。
ロボスタ / Amazon Echo








