ロボデックスで展示された倉庫や工場を見回り監視する移動ロボット3選!

ロボットの開発・活用展「第2回 ロボデックス」は最新のロボット技術が多数展示されている商談型イベントだ。
今回のロボデックスでは移動するロボットが多数展示され、注目を集めていた。
移動するロボットは特に、倉庫や工場の中を自律的に動くものが多く、人間を支援して荷物を運んだり、夜間や休業時に見回りを行うセキュリティ関連のロボットが多く見られた。



ヤマハ (ヤマハ発動機)


ヤマハが参考出展した移動ロボット。工場や倉庫の監視・管理・見守りに活用することを想定している。ロボットに内蔵しているカメラで撮影した画像をブース内のモニタで状況監視している。自律走行を行っていて、ブースの境界に磁気テープを貼ることで、エリア内のみを任意に巡回する仕様になっている。SLAMやマッピング等の機能は使用していない。
IoTやFA関連機器として現場の無人化、自動化を進めたい企業に対して、今年末を目処に製品化を検討している。



Sanbot Elf


SMFLレンタル株式会社は「Sanbot Elf」(サンボット エルフ)を展示した。Sanbot Elfは日本サードパーティが販売している身長90.2cmのヒューマノイドロボットだ。ホイール型の移動機構持っていて、警備業界向けに見回りや監視ロボットとして提案をはじめている。警備業務の場合は、無人の倉庫や工場を自律的に見回り、人を検知した場合は警備担当のスマートフォンなどに通知するしくみだ。頭、胸部、腕、脚部にはタッチセンサーやジャイロスコープセンサー、障害回避センサーなどを装備、警備用には照明機能もある。胸部には10.1インチのディスプレイが付いている。アプリケーションとしては顔認証機能を使って入退場管理も可能だ。


今までのロボットにあまりなかった特長として、Sanbot Elfは後頭部にプロジェクタ機構を搭載している。これにより、教育用にも活用できるとしている。

プロジェクタが後頭部に装備されている

本体価格は¥988,000(税別)、レンタルは1週間 ¥120,000(税別)〜、警備の環境にあわせるなど、システム開発費が別途必要になると見られる。

■Sanbot Elfを利用した警備のご紹介



SEQSENSE


SEQSENSEは自律行動をして、独自開発のLIDAR(レーザースキャナー)で三次元空間認識(三次元マッピング)を行うロボットを展示した。人間や固定カメラなどでは難しい夜間や暗部、死角となる部位も監視が可能という。また、異常発熱の検知もできる。クラウド連携によって、巨大施設における複数ロボットの連携した巡回と集中管理も可能にした。判断にはAIが使われ、移動には6輪のホイール型を採用している。


ロケット型のボディの上部に搭載された回転式のLIDARシステム

なお、このロボットシステムはNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)による「研究開発型ベンチャー支援事業/企業間連携スタートアップに対する事業化支援」係る公募に採択されている。

LIDARが検知した画像。中心にSEQSENSEロボット、その周囲に来場者を認識していることを示している

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ロボスタ編集部
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