【レビュー】LINE Clova Friends mini開封の儀!Friends miniとFriendsの違いは?

2018年5月31日に発表された「Clova Friends」のミニサイズ版「Clova Friends mini」。さっそくロボスタ編集部で実機を入手したのでレビューしていきたい。今回はまず開封の儀、そして通常サイズのFriendsとminiの違いを紹介したい。


開封の儀

さっそくパッケージをあけて内容物を確認する。


FriendsとFriends miniのパッケージの違い。ボディサイズの違いが箱のサイズの違いにあらわれている。

上蓋を取り外すとFriends miniが出てくる。この時点ですでにかわいい。

梱包物は、本体、ACアダプタ、USBケーブル、簡単な説明書。


Clova FirendsとClova Friends mini比較!

続いてFirendsとFriends miniの違いを見ていく。


並べてみると高さが50mm程度低いのがわかる。また上半身の顔部分は同じに見えるが、下半身に相当するスピーカー部分はかなりデザインが違う。

背面からみた状態。諸々細かいところが違うので以下紹介していく。

まず状態を示すLEDがリングタイプからドットタイプに変更されている。例えるなら、Amazon Echo風からGoogle Home風に変わったと言える。360度から状態がわかるリングタイプのほうがわかりやすいと思うが、コストダウンのためなのかもしれない。

背面のスイッチのレイアウトも変わっている。ボタンの数が4つであること、割り当てられた機能には違いはない。

スピーカー部分のデザインがドットの穴がたくさんあいたものから、下部にざっくり穴を開けたスタイルに大きく変更された。またUSB Cの端子はわからないが、その横にAUX OUT端子が追加された。miniのほうがこの点ではハイスペックで、個人的にはこれがあるだけでminiを選びたくなる。

また電源を示すLEDの位置も変更された。Friendsはボタンスイッチの上、Friends miniはUSB端子とAUX OUT端子の間にある。

背面の電源スイッチの周りもデザインだけでなく機能的にも変わっている。接点と思われる金属パーツがなくなっている。実際まだこの部分が使われていたわけではないのでminiで不利益ということもないだろう。


これは可愛い!

LINE Clova Friends専用「着せ替えカバー」を無理やりminiにも着せてみた。なお公式サイトには「Clova WAVE、Clova Friends miniには対応していません。」と明記されている。やるならば、あくまでも自己責任でお願いしたい。


FriendsとFriends miniは胸囲はかわらないので装着すること自体は無理なくできる。

ただし胴体の長さは大きく異なるので生地は余ってしまうのだが・・・。いずれmini専用品がでることを期待したい。



特にminiで困ることがない

小型化されたことでスピーカー出力が10Wから7Wにダウン、バッテリー容量が2,850mAhから2,000mAhにダウンしたことがカタログスペックを見るとわかるのだが、実際音の差はそれほど感じない。むしろ軽さ、サイズの小型化のほうがイメージもよく、可愛らしさも引き立つ。

なによりClova搭載スマートスピーカーとして機能面ではできることは変わらないのに、価格がFriends(カバーセットしかない)8,640円に対して、Friends mini(本体のみ)で5,400円と3,000円近く安い。

これからLINE Clovaを買うなら、Friends miniがおすすめだ。



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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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