ロビ&ロビ2の専用モビリティ「ロビライド」が本日発売! 価格は4万2千円、受付は8月10日まで

デアゴスティーニは、ロビとロビ2専用のパーソナルモビリティ「ロビライド」を本日より発売した。これは、セグウェイのようなモビリティで、ロビが体重操作をすることで動かすことができるほか、コントローラーでの操作ができるもの。

サイズは幅198mm×高さ230mm×奥行148mm、重さは600gと軽量。初代ロビでも動かすことができ、その場合には付属のロビのココロ(ロビライド版)に入れ替えて使用する。ロビ2で使用する場合には入れ替えは不要だ。



動かし方は3つ。一つは「前に進んで」「右に行って」のようにコントロールをする音声コントロール。こっち来て、自由に走ってなどの声かけで操作可能。「乗って」「降りて」でロビ自身が乗り降りできる。



2つ目はQ-boによるコントロール。Q-boをコマンド表の上に乗せると、ロビに指示を送ってコントロールできる。



3つ目は付属のリモコンを使った赤外線でのコントロールだ。センターのロビの耳パネルは交換可能で、ロビに合わせてトータルコーディネートすることができる。監修を行なったのは、ロビとロビ2の生みの親である高橋智隆さん。ロビのデザインにマッチした、先進的なデザインのモビリティになっている。

高橋さんは発売に際して以下のコメントを残している。

ちゃんとロビが乗って操縦できるように設計しました。ロビライドがあれば歩く人の横を並走するような動作も可能になり、ますますロビとのコミュニケーションが楽しくなるのではと思います。ロボットの未来が感じられる楽しいアイテムです。(高橋智隆さん)


ロビライドの技術

ロビライドに使われているのはセグウェイにも使われている倒立振子という仕組み。重心が高い位置にあり、それを下で支える仕組みのことを倒立振子という。ロビが乗り込んだロビライドは、ロビの重心の位置に応じて前後に移動しながら、バランスを取る。



さらにロビライドは体重が前後に傾くと、それを感知して、前後に動く仕組みを備えている。これはジャイロセンサーやエンコーダー、加速度センサーなどの技術によって生み出されているものだ。

ロビライドに乗り込んでロビがハンドル部分についたボタンを押すと、底面の可動スタンドが格納され、その瞬間から、ロビライドは倒れないように、前後にバランスを取るようになる。



ハンドルのグリップ部分には、マグネットが埋め込まれており、ロビの手をマグネット入りの専用ハンドに付け替えることで、しっかりとハンドルを持つことができる。ロビが体を傾けてハンドルを左右に傾けると、ロビライドは左右に曲がる。本体には赤外線受信機がついており、付属のリモコンから赤外線による命令を受け付ける。フロントには特別付録で提供した色変えパーツと同じくピンクシルバー、シルバー、レッド、イエローの耳パネルが付属し、自分の好みにカスタマイズすることができる。



専用充電器を使ってロビライドを充電することができ、一回の充電で走行できる時間は約2時間半。ジャイロセンサーにより回転速度を取得し、前後に倒れそうになると、その反対方向に傾くようにタイヤを回転させる。時速は調整中だが1.2km程度と予想され、毛足の長いカーペットやデコボコしている床は走ることができない。

ロビライドは昨年、週刊ロビ2の発売を記念して開催された「ロビEXPO」にて初披露され、大きな注目を集めていた。本体価格は42,000円(税別)で、申し込み受付は8月10日(金)まで。購入は下記の公式ページより本日から受け付けている。

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ロボスタ編集部

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