ユカイ工学、BOCCOの次世代機「BOCCO emo」で「エモさ」を追求 2019年夏の提供開始へ

ユカイ工学株式会社は、コミュニケーションロボット「BOCCO」の次世代版である、『BOCCO emo』の開発プロジェクトを今年の秋に始動したことを発表した。本日10月16日より幕張メッセで4日間に渡り開催されている「CEATEC JAPAN 2018」に出展中だ。

BOCCOの次世代版『BOCCO emo』

「BOCCO」は、2015年に登場した、高齢者の見守りや薬の飲み忘れ、留守番中の子どもの見守りなどに役立つコミュニケーションロボット。アプリと別売りのセンサーを組み合わせて活用することで、防犯や音声ニュースを聞いたり、部屋の湿度を測定したりすることができる。

BOCCO emoは、BOCCOの機能をそのままにし、最新の「高性能の音声認識技術」や「高精度音声認識技術」を搭載し、「究極にエモい(エモーショナルな)」ロボットを目指し、開発が行われる。


より豊かに人に反応するエモーショナルなコミュニケーションロボット「BOCCO emo」

BOCCO emoは、BOCCOを購入し、親しんできたユーザーの声を採用し「より身近に、人に寄り添うロボット」へとパワーアップした。オリジナルのあだ名をつけて声をかけると反応してくれたり、近づくと反応してくれたり、目のライトの点滅やアンテナをブンブン振ったりと、表現力もパワーアップし表現豊かに反応してくれる。



他にもBOCCO emo自ら話してくれるようになった。ハンズフリー音声コマンド機能を利用して、ボタン操作無しでも使用できる。「エモちゃん。ラジオをつけて」と話しかけると、あらかじめ設定しておいたラジオ番組を聴くことができる。

BOCCO emoは2019年夏の提供開始を目標にしており、BOCCOユーザーグループの参加者やビジネスユーザーへの先行提供を計画しているという。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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