日本未発売の「Google Home Hub」を早速レビュー! 小さくて可愛いディスプレイ搭載モデル

2018年10月に開催された「Made by Google 2018」で発表されたグーグル製のスマートディスプレイ「Google Home Hub」。現時点では日本未発売ですが、ロボスタ編集部で1台入手しましたので早速紹介します。



開封の儀

まずはパッケージを開封していきます。



Google Homeのパッケージと並べてみました。縦と横という違いはありますが、あまりサイズ的に変わりありません。ディスプレイモデルなのにずいぶんと小さなパッケージという印象です。



開封したところ。本体と電源ケーブル、そして簡単な説明書が入っていました。

本体チェック

続いて、本体をチェックしていきます。



既にお伝えしていますが、カメラがないことがGoogle Home Hubの特徴の一つです。本体画面上部中央には明るさを検知するセンサーがついており、周りの明るさに合わせて液晶の明るさが自動調整されるのも特徴です。

本体カラーはチョーク、チャコール、アクア、サンドの4色展開でGoogle Home Miniと同じカラーバリエーション、ファブリック素材となっています。ロボスタで購入したのはサンドです。



背面には電源のジャック。マイクミュートボタン、左側にボリュームボタンが見えます。



横から見た様子。白い小型タブレットを台にセットしたようなデザインです。



底はオレンジのゴムが貼られています。これはGoogle Home Miniでも同様の処理ですね。

Google Home Hubの使い勝手

残念ながら日本正式発売のものではなく、技適取得など不明なので電源は入れられません。なのでその使い勝手は以下の公式動画を見て雰囲気を掴んでもらえればと思います。




ほかモデルとの比較

他のデバイスと並べて比較してみます。



まずベーシックな「Google Home」と並べてみました。形状は違いますが、サイズ的には似た感じです。



こちらもまだ日本未発売の「Lenovo Smart Display」との比較。どちらもGoogle Assistant搭載のスマートディスプレイですが、Lenovoの8インチ液晶と比べてもスピーカー部分がでっぱることでサイズ感がまるで違います。



続いて「Echo Show(第1世代)」との比較。どちらも7インチディスプレイです。しかしEcho Showはディスプレイの下に2つのスピーカーユニットが収まるためボリューム感のあるデバイスになっています。

なおEcho Show(第2世代)は液晶サイズが10.1インチにサイズアップすると同時にスピーカー部分を前方から見えなくしたスタイルに変更されています。

まとめ


手前からGoogle Home Hub、Lenovo Smart Display、Echo Show。どれもそれぞれ良い点があります。Google Home Hubを積極的に選ぶ理由としては、とにかく安いものが良い、カメラは無いほうが良い、音質にはこだわらないという場合はドンピシャです。音質に拘る、もしくはカメラを使ったビデオ通話をしたい場合は他のデバイスのほうが良いでしょう。

Google Home Hubは現在アメリカ・イギリス・オーストラリアの3カ国のみで販売中です。日本での展開に期待しましょう。

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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