UBTECH、全地形対応型パトロール・ロボット「ATRIS」を大型複合商業施設に提供
2019年1月8日
By 山田 航也
2018年12月26日、UBTECHは北京の大型複合商業施設・首鋼パーク(New Shougang High-end Industry Comprehensive Services Park)との間でハイテク実演プロジェクトの開発協力契約を結んだことを発表した。UBTECHは、同社が開発するパトロール・ロボットである「ATRIS」をパーク内のセキュリティー支援用に提供する。
ATRISは、24時間稼働し、パーク内の機密エリアを監視することができるパトロール・ロボット。曇り・霧などの悪天候や夜間であっても視界内にいる人物を正確に識別することが可能で、緊急事態が起きた時に自動で助けを求める緊急通報ボタンも搭載している。
首鋼パークはATRISを使うことにより、効率的なセキュリティーパトロールを実現でき、人員コストを削減する事ができるとしている。一方のUBTECHは、北京が主催する2022年冬季五輪を支援することを目的として、首鋼パークと協力してAIエコシステムを改善していく方針。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。
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