人工知能専門展「第3回AI・人工知能EXPO」は4月3日から3日間開催 5万人が来場見込み

「第3回AI・人工知能EXPO」が4月3日(水)〜5日(金)の3日間開催される。同展示会は、ディープラーニング・画像・音声認識・チャットボット・ロボットなどが集まる人工知能専門展。今回開催するイベントは、前回の1.5倍の規模に拡大し250社が出展、全国から約50,000名が来場すると見込まれている。イベントは事前申し込み制で、ホームページから招待券をダウンロードすると無料で入場できる。

ロボットブースでは、睡眠ロボット「ネモフ」のパルスボッツ(ブース番号:12-1)や、台湾の教育ロボット「Kebbi」を開発する「Nuwa Robotics Ltd.(ブース番号:10-12)」、人工知能検査システムを搭載した「外観検査ロボット」のAIハヤブサ(ブース番号:5-33)などが展示を行う。



パルスボッツは、睡眠ロボット「ネモフ」と、ロボット会話作成サービス「IFRO reaction(イフロリアクション)」を展示する。IFRO reactionは、1問1答のリアクション会話を簡単に生成し多様なロボットに組み込むことができるサービス。パルスボッツは「IFRO」の2019年中のリリースを目指し、昨年9月に資金調達を行なっている。

AIブースでは、10か国語話せるバーチャルロボット「AI さくらさん(ティファナ・ドットコム:ブース番号1-19)」や、リアルタイムで人の声を特定キャラの声へ変換する音声AI変換技術「リアチェンvoice(クリムゾンテクノロジーブース:番号2-6)」、NTTドコモ(ブース番号:7-19)の人の感情を活用した「AIインフォテイメント」のデモンストレーション、AIエージェントAPI/雑談対話サービス「かたらい」の展示などが行なわれる。



他にも、人の感情まで認識し、文脈にあった会話が行える対話型AI「HAL(クリスタルメソッド)」や、来場者の年齢・性別など即座に分析する顔認識エンジン「FaceMe(サイバーリンク)」なども登場するようだ。

開催期間中は、AI業界で話題の企業や講師によるセミナーも開催される。セミナーには東大・松尾豊教授とNVIDIAが「ディープラーニング最新動向」をテーマに登壇するほか、「世界のAIビジネス最前線」についてAmazonが登壇、更にメルカリ・NTTが事例を語るセミナーなど、全9セッションの講演が行なわれる。特別講演はセミナーページからの申し込みが必要となる。

AI業界最大級の専門展示会。最新動向をキャッチアップする機会としてご活用頂けたらと思う。

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ロボスタ編集部

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