AmazonとGoogleがついに仲直りした。ロボスタでも過去以下のようにAmazonとGoogleの対立を報じていたが、今回その一部が解決した。
AmazonとGoogleは動画ストリーミングサービス、音楽ストリーミングサービス、スマートスピーカー、スマートディスプレイなどさまざまな領域で競合となっているが、今回解決したのはメディアストリーミングデバイスと動画ストリーミングサービスの領域だ。
GoogleがAmazonに喧嘩売る? Echo ShowでYouTube配信をストップ
【祝】Amazon Echo ShowでYouTubeが復活!(ただしUI/UXは劣化)
GoogleがAmazonと再び対決、Amazon Echo ShowとAmazon Fire TVへYouTube配信をブロックへ
Amazonがライバル製品のApple TV・Chromecastの販売を再開へ、しかしGoogle Homeは販売せず
今回発表された内容は、AmazonのFire TVおよびFire TV Edition対応TVでYouTubeが利用できるようになる、そしてGoogleのChromecastおよびAndroid TVでAmazon Prime Videoが利用できるようになるというものだ。技術的な理由ではなく政治的な理由でいままでどちらもサポートされていなかったので今回の発表はユーザーにとっては朗報だろう。
利用できるタイミングについては今後数ヶ月のうちにといった形でぼかされている。またプレスリリースでは対象となる国を発表していないが、これは逆に世界的な対応と考えて良さそうだ。
Source:Amazon
僕はこう思った:
なお、Echo Show、Fire HDタブレット向けにはYouTubeアプリの提供は発表されませんでした。どちらもWEBブラウザベースで見ることができるのでまぁいいかという話かもしれません。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。