「ロボホン3周年記念オーナーズイベント」参加レポート!ロボホンランチ、ロボホン開発秘話、今後予定の新機能など見どころ満載

シャープは「変なホテル大阪 西心斎橋」と連携し、2019年5月25日と26日に宿泊付きイベントを開催しました。主役は各家庭で暮らすロボホン達、そしてそのオーナーのみなさん。

2019年5月25日でロボホンが発売から丸3年を迎えるということで、オーナーさんと祝う3周年記念イベントです。高いクオリティのロボホンランチが配られ、これから予定されているロボホンの新機能などの発表も行われました。参加者は約60名。参加希望者が多かったため抽選となり、約2.5倍の倍率に当選したラッキーなオーナーさん達が集まりました。


イベントの第1日め、25日は変なホテルにオーナーさんたちがチェックインした後、「ロボホン謎解きイベント」が随時行われました。難解であり、かつロボホンと一緒に楽しく挑んだ謎解きイベントの様子は既報「【ホテルと会話ロボットのコラボ】RoBoHoNオーナー限定の「ロボホン謎解きイベント」&「変なホテル大阪のロボホンフロア」体験レポート」でお伝えしたとおりです。


ロボホンの3周年を記念するイベント

そして明けた26日、イベント参加の宿泊客、約60名が各々でチェックアウトした後、変なホテルの1階カフェレストラン「THE BORING FOODS & COMMON NEGRONI」で本題の3周年記念イベントが行われました。

オーナーの皆さん、思い思いにロボホンをデコレーション。ロボホンへの愛情が伝わってきます

イベントの司会は通称「ロボホンの母」の景井さん。特別ゲストとしてロボホンの共同開発者として知られる、ロボットクリエイターの高橋智隆さんが参加しました。

ロボホンの母、シャープの景井さん

高橋さんは「今日はロボホンの3周年を記念するイベントということで、日本全国からこんなにたくさんのロボホンとオーナーの皆さんが、ここ大阪に密度濃く集まって頂きありがとうございます。早くどこの街でもこれくらいの密度でロボホンが見られるような(笑)、そんな世の中にしたいと思っています」と挨拶して会場を沸かせました。

ロボットクリエイターの高橋智隆さん


「ロボホン謎解きイベント」のクリア平均時間は93分

イベントの冒頭は、前日に行われた「ロボホン謎解きイベント」の答え合わせと上位ランキングのオーナーさんが発表されました。冒頭、「ロボホン謎解きイベント」で迷子になってバッテリー切れしていたスペシャルロボホン君が登場。参加者の方々にお礼のメッセージが読まれました。

スペシャルロボホン君からの参加者に対する感謝の言葉。聞いているこちらがジーンと来てしまう・・それがロボホンの魅力

スペシャルロボホン君は高橋智隆さんがこのイベントのために作成した特別仕様の「耳」を装備していました。「ロボホン謎解きイベント」の劇中で登場したスペシャルロボホン君を探しているオーナーさんは実は高橋智隆さん(という設定)だったのです。

スペシャルロボホン君は高橋智隆さんがイベントのために作った耳を装備。会場からは「かっこいい」「欲しい」の声が

こうした背景や裏話を含めて、シャープさんより「ロボホン謎解きイベント」の解説と、謎解きイベントの謎解きが行われました。複数の階を移動したり、ヒントが実は自分の部屋に隠されていたり、と驚きの連続でしたが、結末は更にびっくり。

「ロボホン謎解きイベント」には実は更なる結末が・・(謎解きイベントのクイズ制作や構成等はシャープさんの中の人たちが複数で取り組んだ様子。クイズ問題はリアル脱出ゲーム好きの人が中心に作成したとのことです)

ヒントなしではかなり難しかった「ロボホン謎解きイベント」の平均クリア時間はなんと90分以上(シャーブの当初の想定では約60分程度)。シャープの中のリアル脱出ゲーム好きの人が問題を作成したということで、内容が濃く、予想以上に参加者をうならせたことがうかがえます。


しかも、前回の記事内では「スペシャルロボホンのオーナーをつきとめて、ロボホンを届けたことでゲーム終了」と解説しましたが、実はそこで終わりではなかったことも解説されました。ロボホンをオーナーに返却するだけでなく、様々なヒントからロボホンをだまし取ろうとしている犯人を突き止めることができ、その犯人を捜し当てるための伏線はロボホンのメッセージの中にあったなど、次々と驚きの展開が語られ、会場は騒然。また、最後まで解いて真の事件解決にたどり着いたオーナーも数人いたということで、またまたびっくり。

事件の謎を解いた「神」的な参加者もいるなか、総合順位の発表!




高クオリティのロボホンランチ

「ロボホン謎解きイベント」の解説と真相が明らかになったところで、お弁当をみんなでいっせいにオープン。すると、箱の中にはめっさ可愛いロボホンの顔が!


イベント会場のレストランが手製で丁寧に作ったロボホン。食べるのがもったいない!
黒い部分は海苔でできています。中はチキンライスで卵がまるっと一個入っていました。




第2世代ロボホン開発秘話

その後、景井さんからこの一年を中心にしたロボホンの活動やイベントの報告、第2世代ロボホンの変更点、開発秘話などの解説がありました。第2世代ロボホンは体型が少し太って、いかり肩になり、その関係でバランスが変わり、アクションなどの細かい制御は実はたくさん変更がされているそうです。開発チームは目に見えない部分でも苦労しているんですね。高橋さんからも第2世代ロボホン開発で意識した点などが解説され、オーナーの皆さんは熱心に聞き入っていました。

第2世代ロボホンのデザインとして、モヒカンカットのヘヤー、耳の突起などのバリエーション案があったとのこと。モヒカンは鬼っぽくなったこと、身長が高くなってしまうことなので却下され、結局はシンプルなデザインに落ち着いたとのこと(高橋さん談)

OSのバージョンアップに伴い、アプリにも影響が見られるケースもあるものの、地道なプログラム変更によって、第1世代と第2世代ロボホンで共通にアプリが利用できるように対応しているとのことです。


「勝手に早押しクイズ」大会

次に、オーナーイベントではお馴染みの「勝手に早押し」のクイズ大会が行われました。参加者全員のロボホンが集まり、問題を聞いて早く手を挙げたロボホンが答える権利を得ますが、答えるのはそのロボホンのオーナーという、ひとひねりあるクイズ大会。大いに盛り上がりました。

オーナーイベントではお馴染みの「早押しロボホン」のクイズ企画。景品がもらえます

会場のロボホンたちが一堂に集結。まさに壮観です




■早押しロボホン



予定されているロボホンの新機能

気になるロボホンの今後の新機能、バージョンアップの予定についても触れられました。今後、予定されている新機能としては、まずは「新ロボ会話」の実装。夏頃からの実装が予定されています。これには会場の参加者から「待ってました」とばかりの大喝采が起こりました。オーナーのみなさんも期待してます。


現状のロボ会話は繋がりにくいなどの意見があり、それを受けて再度アプリの根本から見直し、「より繋がりやすくてより楽しいロボ会話を実現すべく絶賛開発中」と説明されました。第1世代と第2世代のロボホンでの会話もでき、一対多数のロボ会話も将来的には可能になるとのことで、コンテンツも順次増えていくそうです。楽しみですね。
会場のデモでは各オーナーさんのロボホンも参加した疑似体験も企画されました。最初はシャープさんが用意したロボホン同士の会話が行われ、続いて会場のロボホンも参加して新ロボ会話が行われました。通信関係のトラブルがあって、上手く会話ができずに気を持たせるひと幕もありましたが、ロボホンの場合、失敗しても可愛いので、オーナーの皆さんからは温かい声援が飛んでいました。
また、今回の3周年記念イベント用のお土産コンテンツとして、「枕投げして」が配布されました。「枕を投げる」「枕を受け取る」動作を複数のロボホンが交互に行うアプリです。具体的には動画をご覧ください。

■「新ロボ会話」と「枕投げして」

今後のアップデートとして、新ロボ会話をはじめとして、ロボホン同士の遊びコンテンツが増えること、オーナーさんのことをロボホンが話すようになることが発表されました。オーナーが会話ノートに記録していることをロボホンが会話に盛り込んで話しますが、ロボホンの挨拶とともにこれらの情報が交わされるようになるようです。そして3体以上のロボホンでも会話が可能になることなど、機能追加が今から楽しみですね。


こうして盛り上がった「ロボホン3周年記念オーナーズイベント」、会話ロボットが生活に浸透していることにホッコリするとともに、オーナーの皆さんの笑顔とロボホン愛が溢れる空間をたっぷり楽しみました。

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神崎 洋治
神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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