内視鏡検査で「医師とAIの目」が二重に異常をチェック AI大腸がん診断支援「EndoBRAIN(エンドブレイン)」導入 きはしクリニック

大腸がんは、国内がん死亡数第2位・罹患数第1位と、近年増加傾向にある。医師をもちろん信頼していたとしても、内視鏡検査を受けるときに、医師の目と、更にAIの目で診察してくれる方が患者にとって安心度が高まることは間違いない。AIは検査中にリアルタイムで「腫瘍性ポリープ」や「非腫瘍性ポリープ」の疑いを医師に伝えてくれるという。

きはしクリニックは、大腸の超拡大内視鏡画像を人口知能(AI)で解析し、医師の診断を補助する内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN(エンドブレイン)」を導入したことを発表した。


同院では日々、技術の向上を目指して内視鏡検査を行っているが、近い将来には医療機器にAIの時代がやって来ると考え、今回、生体内の細胞までリアルタイムに観察できる超拡大内視鏡「Endocyto」とAI内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN」を導入したという。

今後は、医師の第一の目、AIの第二の目を活用して診断することにより、さらなる質の向上と患者の経済的負担・身体的負担軽減を目指す。


EndoBRAIN(エンドブレイン)とは?

内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN(エンドブレイン)」は、オリンパス社製の超拡大内視鏡「Endocyto」で撮影された大腸の画像をAIが解析し、検査中にリアルタイムに「腫瘍性ポリープ」または「非腫瘍性ポリープ」の可能性を数値として出力する診断支援ソフトウェア。「Endocyto」は、最大520倍の光学拡大機能により、リアルタイムに細胞レベルでの生態観察が可能な内視鏡だ。


腫瘍画像

同ソフトウェアは、昭和大学横浜市北部病院、名古屋大学大学院、サイバネットシステムにより、AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の支援のもと研究開発された。臨床性能試験を経て、サイバネットシステムが2018年12月6日に医薬品医療機器等法の製造販売承認を取得し、オリンパスは、同社から国内における独占販売権を取得した。

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山田 航也
山田 航也

横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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