日本ロボット学会 学術講演会(RSJ2019)が開幕 約650件の講演でロボットの最新技術を披露 土曜日まで

日本ロボット学会 学術講演会が本日からはじまった。場所は東京の早稲田大学 早稲田キャンパス、今回は第37回めとなる。最大の特徴は約650件もの学術研究の講演会が行われること。中には、ロボスタの記事でも案内している実物大ガンダムを動かすプロジェクトや、はやぶさ2プロジェクトの講演も予定されている。(関連記事「日本ロボット学会学術講演会を9/3~7に開催 実物大ガンダムを動かす挑戦、小惑星探査機「はやぶさ2」AI・ロボット技術の講演も」)

実行委員長の岩田浩康氏(早稲田大学)

また今回は「33年ぶりに早稲田に帰ってくる」と言うことで、キャンパスや街ぐるみで取り組もうという意気込みでのぞみ、イベント中に商店街で使えるアトム通貨の導入なども新しい試みとして行われる。


報道発表会の冒頭に登壇した日本ロボット学会 副会長の村上弘記氏は「ロボット業界はこれまで産業用ロボットを中心に発展してきたが、最近はサービス分野への進出も目立ってきている。それに伴い、ロボットと人間の関わりにおいて心理的、哲学的、トラブルがあったときの法律的な問題など、検討すべきことがさまざま発生している」と語った。今回のような学術講演会が、それら検討課題について話し合ったり、さらに深堀りしたり、いろいろな技術が融合する機会になるのだろう。

日本ロボット学会 副会長の村上弘記氏

初日の午前中は報道関係社向けに最新ロボット技術を大学や企業が紹介する、約7分ずつのLT(ライトニングトーク)が行われた。例えば、最初に登壇したINOWAは医療分野での活躍が期待されている超音波検査ロボット。未来の妊婦検診を医師が検診現場にいなくても静態に適応した医師の手技をロボットで実現するもの。胎児の位置を推定する技術にディープラーニングを活用している。その技術的にユニークな特徴や実現までのロードマップを紹介した。



そのほか、小型軽量・低振動油圧アクチュエータ(H-MUSLE)、ソフトロボット学(東京工業大学)、世界初の再発・進行がん根治に向けたがん治療ロボットIRIS(ROCK&LOTUS 冒頭の写真)、Japan Innovation Challenge 2020 生活支援ロボットコンテスト(Japan Innovation Challenge 実行委員会)、細径空気圧人工筋肉/高耐久EMシリーズ(s-musle)、介護ソリューション「次世代オムツセンサー」(オムツテック)、ビューマノイドプラットフォーム「NEXTAGE OPEN」(カワダロボティクス)らが登壇した。

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ロボスタ編集部
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