2019年11月21日、Pew Research Centerが米国スマートスピーカー市場に関する新しい調査結果を発表したのでその中の一部を紹介する。
アメリカのスマートスピーカー所有率

アメリカ成人の1/4がスマートスピーカーを所有している。性別による差はなく、人種差は若干黒人が低い、年齢は若いほうが所有率が高く、年収や学歴は高いほうが所有率が高いといった傾向が見られる。
スマートスピーカーのプライバシーに関する懸念

スマートスピーカー所有者の約54%、つまりアメリカの成人の13%が、個人情報について心配していることがわかった。なおこのプライバシーに関する懸念については性別や年齢などで大きな差はみられなかったという。
スマートスピーカーのパーソナライズに関して

スマートスピーカー所有者の56%がパーソナライズは重要、43%は不要と回答した。
しかし、パーソナライズはプライバシーとも関わる機能ということもあり、58%が望んでおらず、さらにデータを更に集めてとなると66%が否定的であることがわかった。
スマートスピーカーのデータを犯罪捜査で利用することに関して
スマートスピーカー所有者の49%は、スマートスピーカーのメーカーが犯罪捜査を支援するためにユーザーの音声録音データを法執行機関に共有することは受け入れられないと回答。許容できると回答したのは25%にとどまった。
スマートスピーカーへの話しかけ方

スマートスピーカー所有者の54%が、スマートスピーカーに「Please(お願いします)」と言うことがあると回答した。さらに19%は頻繁にそう言うと回答した。
また、女性は男性と比較して丁寧な話しかけをする傾向があることもグラフから読み取れる。
Source:Pew Research Center / Americans and their smart speakers: 5 findings about their views and habits
 
          










 
  
     
           
           
           
           
           
           
           
          