自動運転バスの実用化を見据えた一般参加型実証実験を浜松市で実施 バス予約、スマホ経由で車両のドア開錠など SBドライブやスズキ

全国の多くの地域で、路線バスの本数の減少や廃止が行われている。また、高齢化などで車の運転をあきらめる人も増え、日常生活にも不自由する交通困難者への対応が課題となっている。
これらの課題に対する一つの解決策として、SBドライブ株式会社は、12月10日より浜松市にて、同社が開発した車内外の安全を遠隔監視できる自動運転車両運行プラットフォーム 「Dispatcher」と、オンデマンド交通システム「コンビニクル」の乗客用ウェブサービスを連携させて、その有用性を検証する。

この検証は、SB ドライブ、浜松市、スズキ株式会社および遠州鉄道株式会社が2019年12 月10~23 日に浜松市で実施する、自動運転バスの実用化を見据えたバスの予約システムなどを検証する実証実験において行うもの。
同社は、遠隔地からのドライバーへの運行指示や、予約者だけが車両のドアを開けて乗車できる仕組みなど、自動運転技術以外にも自動運転バスの運行に必要な機能を検証し、自動運転バスを早期に実用化することを目指すと述べている。(※冒頭の写真は運行車両のイメージ)


▼ オンデマンド交通システム「交通コンビニクル」とは
オンデマンド交通とは予約があった時のみ運行する公共交通で、利用者のニーズに合わせたドア・トゥ・ドアでの配車を情報技術がサポートする、低コストで環境問題にも配慮した乗り合い型の交通システムだ。なお、「コンビニクル」とは東京大学によるオンデマンド交通プロジェクトの名称であり、同システムは順風路が運営を行っている。




実証実験の概要

同実証実験では、スズキの小型自動車「ソリオ」に先進安全技術を取り入れた運転支援を行う仕組みを搭載し、遠州鉄道の舘山寺営業所と桜台ショッピングセンター間(片道約 13 キロメートル)に19の停留所を設けてバスを運行する。
なお、同バスの利用は、日常の足として使える同実験エリア(庄内地区)在住者の利用が推奨されている。


乗車方法

乗車には、スマホから順風路の乗客用ウェブサービスで予約することが必要となり、同サービスと「Dispatcher」を連携させることで、予約に応じて「Dispatcher」経由でドライバーへ運行指示を送ることが可能となる。
予約者が待つ停留所にバスが到着すると、予約者のスマホに「ドアを開ける」ボタンが表示され、それをタップすると、「Dispatcher」を通して車両のドアの開閉操作が実行されて、ドアが開く。

乗客用ウェブサービスのイメージ

運行管理画面のイメージ
実施期間 2019年12 月10~23日 ※ 12月16日の午前は、一般利用者の乗車はできません。
運行時間 午前8時~午後4時30分
運行ルート 停留所数 遠州鉄道の舘山寺営業所と桜台ショッピングセンター間の片道約13キロメートル(遠州鉄道 旧白 洲線に沿ったルート)/19カ所
※ 桜台ショッピングセンターの営業時間に合わせて、午前8時から9時45分までは、遠州鉄道の舘山寺営業所と和地西間の運行となっている。
乗車料金 無料 ※ 乗車には、事前登録が必要です。
運行車両 スズキの小型自動車「ソリオ」に先進安全技術を取り入れた運転支援を行う仕組みを搭載した車両


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ロボスタ編集部
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