顔がないのはなぜ? ヴイストンが癒やし効果の赤ちゃんロボット かまって「ひろちゃん」発表

ヴイストン株式会社は、主にシニア層に向けて開発したヒーリングコミュニケーションデバイス かまって「ひろちゃん」を発売することを発表した。価格は5,000円(税別)。ヴイストン株式会社の公式Webショップ「ROBOT SHOP」にて注文を受け付けている。出荷開始は2020年1月末を予定。


「ひろちゃん」は笑い声や泣き声で感情を表現する。このため、顔に表情があるとユーザーでの感情の読み取りを阻害してしまう可能性があるため、あえて顔がないデザインになっている。顔のデザインが決まっていないことで、ユーザーのイメージを自然に投影できるようになり、いっそう愛着が湧く効果も期待できる。

同社によると、製品開発時に協力した施設でも、顔がないデザインは顔があるデザインと同様に好評であったという結果が出ているという。開発には、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)と石黒浩特別研究所 存在感メディア研究グループ グループリーダー住岡英信氏も協力している。

ヴイストンは2019国際ロボット展で、かまって「ひろちゃん」を公開。デモを行った。


■国際ロボット展 ヴイストン展示ブース


泣いたり、笑ったりの赤ちゃん型デバイス

かまって「ひろちゃん」は、赤ちゃんのように“あやす”ことで癒やしの効果が得られるヒーリングコミュニケーションデバイス。「ひろちゃん」は、本物の赤ちゃんと同じように、様々な声で泣いたり、笑ったりすることで機嫌の状態を表現する。


「あやす」だけのシンプルな操作方法

内部には加速度センサーとスピーカーが搭載されており、ユーザーが「抱っこ」や「たかいたかい」などのお世話をすると、その揺れを検出し、「ひろちゃん」の機嫌が変化。ユーザーが「ひろちゃん」に構うことで機嫌が良くなるが、放置すると(加速度センサーの値に変化が現れないと)、「ひろちゃん」の機嫌は悪くなり、最終的には泣き出してしまう。



「ひろちゃん」の発する声は、実際の赤ちゃんの声を録音して製作されており、100種類以上のバリエーションを搭載している。また、発話の内容は、最も機嫌がよい「笑い声」から最も機嫌が悪い「泣き声」までシームレスに変化する。



また、本体はぬいぐるみ素材であるため、ユーザーがオリジナル衣服の作成・着用させることが可能。「ひろちゃん」の専用型紙データはヴイストン公式Webサイトで公開される。


オリジナル衣装 作成例

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ロボスタ編集部
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