二足歩行ロボットの格闘競技大会「第36回ROBO-ONE」2月8~9日に開催 日本科学未来館で216台のロボットが参加

株式会社ミスミグループ本社は、一般社団法人二足歩行ロボット協会が主催し、ミスミグループ本社が特別協賛する「MISUMI presents 第36回ROBO-ONE」を、2020年2月8日・9日の2日間、お台場にある日本科学未来館で開催することを発表した。(上の画像はyoutube動画より)


二足歩行ロボット格闘競技大会「ROBO-ONE」

ROBO-ONEは2002年より年2回(2月・9月)開催されている二足歩行ロボットの格闘競技大会。ロボット同士がリングの上でパンチやキックなどの技を出し合い、攻撃がしっかりヒットして相手を倒せば1ダウン。相手を3回ノックダウンすれば勝利となる。試合はトーナメント方式の格闘競技、予選は徒競走等で競われる。出場するロボットのほとんどが設計からプログラミングまで自作のオリジナルロボットで、大会当日のコントローラによる操作も選手自らが行う。競技はロボットの重量や試合形式により、3つのカテゴリーで行われる。


■カテゴリーと賞金
・「ROBO-ONE」 ヘビー級(3kg 以下)ROBO-ONEで最もメジャーなカテゴリー
・「ROBO-ONE Light」 軽量級(1kg 以下)市販のロボットでも参加できる初級者向けのカテゴリー
・「ROBO-ONE auto」 完全自律ロボット(搭載されたセンサーやコンピュータを駆使して戦う)のカテゴリー

■賞金
・ROBO-ONE: 優勝50万円、準優勝30万円、ミスミ賞10万円とミスミ商品5万円分 他
(※ミスミ賞を受賞した機体は、機体の画像、映像をミスミの企業広告等に使用させていただきます。)

・ROBO-ONE Light/ROBO-ONE auto: 優勝20万円、準優勝10万円 他

ここ数年の間にロボワン参加者はグローバルに増加し続け、昨年は韓国、中国、台湾、チリで地域大会を開催。国籍や年齢を問わず自らの技術力を持って戦うROBO-ONEは、技術者同士の貴重な交流の場ともなる。今大会では世界5つの国と地域から年齢問わず集まり、海外からは延べ23台のロボットが参加。また9月には世界大会開催も決定している。

■参加ロボット台数 216台(2020年1月30日時点)
ROBO-ONE 98台(日本85台・韓国2台・台湾8台・チリ3台)
ROBO-ONE Light 99台(日本93台韓国2台、香港1台、チリ3台)
ROBO-ONE auto 19台(日本15台、韓国2台、香港2台)

当日の大会模様は、Twitchにて配信を予定している。

■開催日時
・2月8日(土)
10時00分予選開始、17時30分終了予定
MISUMI presents 第20回 ROBO-ONE Light、第6回 ROBO-ONE auto 予選・決勝トーナメント表彰式/ *お楽しみ抽選会

・2月9日(日)10時00分予選開始 17時30分終了予定
MISUMI presents 第 36 回 ROBO-ONE 予選、決勝トーナメント表彰式/ *お楽しみ抽選会
*両日共に、来場者アンケートにお答えいただいた中から抽選で主催者より二足歩行ロボットをプレゼント

ミスミグループは、ROBO-ONEへの協賛のほか、2008年より「学生ものづくり支援」として自動車やロボットの競技会に参加する学生サークルに対して、公募・審査の上でミスミ商品を無償で提供するなど、将来のものづくりを担う学生を支援してきた。ミスミグループは今後も、ものづくりに関わる人々の熱い想いを応援していくとしている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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