光と霧でビーチを幻想的な空間に 1→10がナイトアトラクション「Magical Shores」を制作 AIが来場者の行動を解析

株式会社ワントゥーテンは、2020年1月23日にセントーサ島のシロソビーチにオープンした、シンガポール初の常設型インタラクティブランドアート「マジカルショア/Magical Shores」を制作したことを発表した。


セントーサ島の活性化を目的とした「Magical Shores」

セントーサ島は、中心地にあるビジネスやショッピングエリアからも15分以内で行けるところに位置するシンガポール屈指のリゾート地で、アジアでトップクラスのレジャースポットでもある。セントーサ島を訪れる人は、地元からのみならず、海外からも年々増え続けている。シンガポールの大きな目標でもある、働きたい場所、住みたい場所、遊びたい場所になるためにも、セントーサ島は重要な役割を持っている。

「マジカルショア」は、島のナイトシーンを盛り上げるために、地元の人、観光客問わず、一日の終わりに誰もが立ち寄れる場所として、セントーサ・デベロップメント・コーポレーション(SDC)が立ち上げた最新のナイトアトラクション。午後7時30分から午後10時30分まで、年中開催している。


公式サイトより引用

「マジカルショア」では、シンガポール セントーサ島のシロソビーチを400mにわたって鮮やかな光や霧で演出。AIが環境データをリアルタイムに解析し、セントーサ島の二つの孤島に命を吹き込む。



また、光と音の調和が自然本来の美しさを際立たせ、砂浜の上でのライトインタラクションなど、来場者が実際に体験できるイマーシブ(没入)空間も楽しめる。





■Magical Shores公式サイトより引用
夕暮れが降りると、シロソビーチ内で野生の神秘的な魔法がかき立てられます。光と音の壮大なメドレーで海岸を生き生きとさせる魔法。あなたが行うすべての動きで環境を変える魔法。まったく新しい視点から自然を見ることができる魔法。来て、不思議な感覚を目覚めさせます。

Magical Shoresは、シロソビーチをインタラクティブな光と音の光景に変える多感覚体験です。ぐるぐる回って、印象的な視覚効果が砂の上で即座に変化するのを見るか、自然の魅惑的な歌やダンスをキャッチして、暗闇の後に島の緑を照らします


来場者の状態を判断するAIをワントゥーテンが独自開発

ワントゥーテンは、ビーチで楽しむ来場者の状態を判断するAIを独自開発。ビーチに設置されたセンサーの時系列センシングデータから特徴量を抽出し、ゆったりと楽しんでいる、活発に遊んでいる、などのビーチ全体の人々の活動具合をAIが判断。



シロソビーチ周辺の天候や気温などの環境状態のビッグデータやビーチにおける人々の活動具合により毎日毎時、独自開発したクリエイティブAIにより、演出が変化する。


サウンドは高木正勝氏とKuniyuki Takahashi氏が担当

今回の音楽とサウンドデザインを担当したのは、「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」などの映画音楽をはじめ、CM音楽、執筆、映像など幅広く活動しているアーティスト 高木正勝氏と、札幌を拠点に世界的な評価を得ている音楽家、Kuniyuki Takahashi氏。

高木正勝氏は、緑豊かな里山で暮らす彼が自宅スタジオの窓を開け放ち、鳥や虫、風や雨とのセッションを、「音の日記」のように録音してきたプロジェクト「Marginalia(マージナリア)」からのインスピレーションをもとに、セントーサ島でフィールドレコーディングされた自然音をもとにした新たなサウンドを生み出した。Kuniyuki Takahashi氏も同じくセントーサ島で録音された自然音を用いて環境と共鳴した深みのあるサウンドを制作。

豪華な2名のコンポーザーの共演により、今回のインスタレーションに命を吹き込むようなサウンドトラックとして仕上がっている。音楽プロデュースは様々なタイプのオーディオ・ビジュアルコンテンツの制作で知られるクリエイティブスタジオ、JKD Collectiveが手掛けている。

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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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