10m先のスマホで話せるスマートマスク「C-FACE」 37分間で2千8百万円を集めた話題の製品が日本でもクラウドファンディング開始

ドーナッツロボティクスはスマートフォンにつながるスマートマスク「C-FACE」のクラウドファンディングを2020年8月13日11時より「Makuake」で開始した。⽬標⾦額は50万円。

このスマートマスクは2020年5月にプロトタイプを発表。フォーブス、ロイター、ニューヨークタイムズ、ニューヨークポストなどに「世界が注目のスマートマスク」と取り上げられた。このような注目もあって、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」で、5月には37分間で2,800万円、7月には3日間で5432万円と、記録的スピードで合計8,232万円の資金を調達したことでも話題になっている。

■C-FACE

クラウドファンディング・サイト
「C-FACE」Makuake


10m先のスマホと話せるスマートマスク

「C-FACE」はスマートフォン専用のアプリと通信して、マスク越しに小さな声で喋っても、最大10m先の相手スマートフォンに声を届けることができる。また、マスク越しに話した声を文字に変換してスマホに表示したり、そのテキストを議事録として保存したり、翻訳することもできる。議事録作成と翻訳機能を使用するにはアプリの月額使用料が必要で、発売時は数十か国語の翻訳に対応する。「C-FACE」の価格は4,378円(税込)。

「C-FACE」の重量は本体のみで130gほどを予定

相手のスマートフォンに声を届けることがる

発売時は数十か国語の翻訳に対応

利用イメージ

利用イメージ

クラウドファンディングの期間は2020年10月29日まで。スケジュールでは11月に量産を開始し、2021年1月〜2月に出荷を開始。2021年3月にソフトウェア更新フェイズへ移行する。ドーナッツロボティクスによると現在のスマートマスク「C-FACE」は音と文字だが、将来の2号機は画像系へ発展(AR・VRなど)していくという。


画像はAR搭載のイメージ


37分で2800万円調達した注目のスマートマスク

世界的なコロナウイルス感染拡大に伴い、2020年4月、ドーナッツロボティクス社は5つの「C」をコンセプトに掲げ、スマートマスクの開発をスタート。実は、このアイデアは数年前に社内で存在していたそうだが、コロナ禍に際して開発のゴーサインが出たという。

■5つの「C」
Clear voice,(ハッキリと声を伝える事)
Connect with smartphone,(スマホに つながる事)
Cool design,(優れたデザインである事)
Clean material,(抗菌素材である事)
Combat with Coronavirus.(テクノロジーでコロナウイルスに対抗する事)

マイク、基盤、金型設計、speech to textソフト、翻訳ソフトなど、同社は受付・翻訳ロボット開発で培ったハード・ソフト両面の技術を「C-FACE」に注ぎ込み、3Dプリンターで開発に当たり、わずか1ヶ月後に試作機を仕上げた。2020年5月にプロトタイプを発表したところ、フォーブス、ロイター、ニューヨークタイムズ紙、ニューヨークポスト紙などに「世界が注目のスマートマスク」と取り上げられた。



前述のように、この注目を受けて株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」では、5月に2800万円(37分間)、7月に5432万円(3日間)と記録的スピードで合計8232万円の資金を調達している。


三井住友海上がスマートマスク保険を検討

2020年7月18日、ドーナッツロボティクスは三井住友海上からの事業支援を発表。事業支援策ではハードウェア、ソフトウェアの両面での保険(スマートマスクの弁償、データ漏洩の保証など)構築の他、「C-FACE」導入企業のマッチングも予定。多くのユーザーに安心して使用してもらえるような体制作りを進めていくとした。

関連サイト
「C-FACE」Makuake

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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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