【動画】SkyDrive『空飛ぶクルマ』が有人飛行に成功!2023年度の実用化目指し、39億円の資金調達も実施

『空飛ぶクルマ』を開発する株式会社SkyDriveは2020年8月25日(火)に、SkyDriveの開発拠点である豊田テストフィールド(1万㎡の屋内飛行試験場を備える)にて公開有人飛行試験を実施、成功した。国内初の偉業。

有人試験機「SD-03モデル」(SkyDriveホームページより引用)

SkyDriveは日本政策投資銀行をはじめ10社を引受先とした第三者割当増資によりシリーズBラウンドにおいて39億円の資金調達を実施。同社は今回の有人試験機SD-03の実験結果をもとに、より幅広い環境下での飛行実験を重ねることで、さらなる安全、安心な技術の開発を進めていくとしている。


リーズBにおける資金調達の引受先10社(順不同)
・株式会社日本政策投資銀行
・伊藤忠商事株式会社
・伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社 ※シリーズAに続く追加出資
・ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社
・株式会社大林組
・株式会社環境エネルギー投資 ※シリーズAに続く追加出資
・STRIVE株式会社 ※シリーズAに続く追加出資
・日本電気株式会社(NEC)
・株式会社ベリサーブ
・三井住友ファイナンス&リース株式会社

World debut SkyDrive Manned Flight by SD-03 in the summer 2020 Full Version


パイロットが操縦し、コンピュータがアシスト

今回の有人飛行試験では世界初公開した有人試験機「SD-03モデル」を使用。有人飛行試験は夕刻に行われ、飛行時間は約4分間。機体は1人乗りでパイロットが操縦したがコンピュータ制御のアシストにより、飛行を安定させた。また、バックヤードでは飛行状態をモニタリングし、安全を常時確認した。

有人試験機「SD-03モデル」は近い将来、日常の新たな移動手段として普及するために、コンパクトサイズが有効と考え、一般的な駐車場2台分に収まるよう設計されている。SkyDriveの目標はおよそ高さ2m、幅4m、長さ4m、世界最小の空飛ぶクルマモデルだ。




飛行する「SD-03」

コンセプトモデル(SkyDriveホームページより引用)

「SD-03モデル」は電動モータでロータを駆動する方式。ロータは4か所に配置され、1か所あたり、2つのロータが回転し、駆動力を生み出す。合計で8個のモータを採用することにより、電動モータ・ロータ系の一部に異常が発生しても、バックアップの役割を果たすため、安全に飛行を続けることが可能。


■ SkyDrive Project SD-03

デザインは新ジャンルのトランスポーテーションにふさわしい「プログレッシブ」(先駆性・先進性)をキーワードに進められ、夢とカリスマを盛り込んだ「空飛ぶクーペ」。そんなデザインを目指したという。


有人試験機「SD-03モデル」(SkyDriveホームページより引用)

メインボティはサイドから見たときに一体感を保ちながらS字に大きく分割され、フロントにあしらわれた躍動感あるSkyDriveのエンブレム同様、絡み合い力を合わせ未来の空へ飛びたつ一対のプロペラのような躍動感を表現。ボディ下方に大きく回り込んだ2本の白いフロントランプと1本の赤いテールランプは「空飛ぶクルマ」ならではの特徴で、機体が空に浮かんだ時、非搭乗者からも機体の方向がわかりやすい優しいデザインになっている。



「次の大きなマイルストーンは、2023年度の空飛ぶクルマの実用化」

代表取締役 福澤 知浩氏のコメント
「2018年のSkyDrive設立以降、メンバー一同技術開発に励み、今年の頭から有人飛行試験を続けて参りましたが、今回、有人飛行の様子を多くの方と共有できる機会を設けられたことを大変嬉しく思います。次の大きなマイルストーンは、2023年度の空飛ぶクルマの実用化です。我々は日常的な移動に空が活用され、移動に更なる便利と楽しさを提供したいと考えます。」

最高技術責任者 岸 信夫氏 コメント
「我々が今回成し遂げた有人飛行は、SkyDriveが今までに技術検証のため積み重ねてきた成果の集大成です。電動推進システム、飛行制御システム、機体構造などの設計、試験、機体製造、そして飛行試験中の機体状況のモニター設備導入など一歩一歩確実に、そしてかなりのスピード感で取り組んできました。2023年度に安全安心な空飛ぶクルマの運航サービスが開始できるように、今後も技術開発と型式証明取得の作業を進めていきます。」

デザインディレクター 山本 卓身氏 コメント
「空飛ぶクルマという未開の新ジャンル・トランスポーテーションをデザインするにあたりSkyDrive社の持つ高い技術力を余すことなく取り入れながら将来のユーザーの皆さまが「乗ってみたい!」と思う夢とカリスマ性のある乗り物をProgressive, Coolをキーワードにデザインしました。皆様のパートナー、空を飛ぶコンパクト・クーペとして活躍してくれることだと思います。新ジャンルの開拓者として、これからも皆様が夢見るような乗り物をデザインしていきたいと思います。」

なお、当日の記者発表会とシンポジウムの様子はYouTubeで公開されている。(8/28時点)
空飛ぶクルマSkyDriveの有人飛行成功・資金調達に関するプレス発表会 及び 空の産業革命と移動革命に向けたシンポジウム

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ロボスタ編集部
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